幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!
幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!
幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!
「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」
そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

こんにちは。なべおです!
今回のテーマはおすすめ本紹介ということで佐々木圭一著の「人は伝え方が9割」を紹介したいと思います!

自分の思っていることがなかなか相手に伝わらないという経験は誰しもが持っているのではないでしょうか❓❓
またこういった伝え方は生まれながらの才能によって決まっていると感じている方もいるのではないでしょうか😪
しかし本著ではこういった「伝え方」はあくまで学校教育などで今まで教わってきていないから、誰しもがうまく伝えられていないだけで、その方法論さえ知ってしまえば誰しもが自分の思う通り伝え、そして相手を動かすことができると説いています。
実際に佐々木氏も現在はコピーライターとして大活躍中ですが、最初はむしろ人と話すのも苦手で、相手に自分の感じてることがうまく伝わらなかったそうです。
しかし、この伝え方のメソッドを発見して以降、思った通りに伝えることができ、人生がまさに180度好転したそうです!!!
非常に内容的にも読みやすく、またすぐに実践できることばかりで、加えて本の内容を理解できたかどうかを試せる課題も著書の中でいくつかあるので、とてもお薦めです!
この本は3章で構成されているのですが、以降で各章ごとに詳細な解説をしていきたいと思います!ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
第1章:伝え方にも技術があった

「伝え方」にも技術がある。
すなわち伝え方がうまい人はその術を知っているからであり、そこには共通したルールがある。
この本のメインテーマでもありますが、最初は僕も少しこれを疑いました。
自分自身も比較的口下手な人間なので、この自分の言っていることは本当に伝わっているのか、また逆にストレートに言いすぎしまっていないか不安になることもしばしばでした、、、
実際、伝え方を誤ってしまったせいで、相手に拒否されてしまったことも多々ありました!
しかし、繰り返しにはなりますが伝え方には技術があります!
そしてこの伝え方をマスターすれば、「伝え方が9割」とあるように、人生がうまく運び、ひいては幸せに繋がると本著では主張されています!
特に今の時代、ネットがますます発達してきた結果、個人の発信力・伝える力が重視されてきました。
その一方で、いかにして相手が好感をもてるよう伝えるかは国語の授業では全く教わりません。
つまりみんな、自己流でやってきたわけです。
もちろん自己流でやって、いろいろ試行錯誤して、オリジナルな伝え方を確立していくのも悪くはないかと思います。
しかしそれでは時間がかかる上、自己流では心に響く人とそうでない人がいるでしょう。
本著では第2章以降で、具体的で、かつ誰しもが感動する普遍的な「伝え方」が書かれています!
第2章:「ノー」を「イエス」に変える技術

第2章では「ノー」を「イエス」に変える伝え方の技術がより具体的に紹介されています。
例えば、好きな相手に告白するとき、どうやったら相手がOKをしてくれるかは、もちろん100%にはできないものの、その可能性を高めることは十分可能です!
本著ではそんな「イエスに変える3つのステップ」として以下が紹介されています!
1.自分の頭の中をそのまま言葉にしない
確かに自分の思いをストレートに伝えることは、率直でまっすぐな人だと思われ、時にはそういったスタンスで行った方がうまくいくときもあります。
しかし、自分の頭の中をそのまま伝えることで、結果的に損をしてしまうこともまた事実です。
本著ではストレートに自分の要求を言うことは「ばくち打ち」と同じと解説されています!
うまくいくときもあればうまくいかないときもあるということです!
特に体感としてなかなか実現が難しそうな要求については「そんなストレートに言われても困る、、、」と思われる可能性が高いと個人的には思います🌟
なお余談ですが、僕も今まで何回か告白して、振られた経験があるのですが、全て今思えばストレートに自分の愛情を伝えるのが正義だと思って、全部自分の頭の中の言葉をそのまま伝えていました、、、
やっぱり自分の頭の中をそのまま言葉にしないほうが良いのだなと改めて感じました😞
ではストレートに伝えずに、どのように伝えればよいのでしょうか❓❓
2.相手の頭の中を想像する
まずは「相手の頭の中を想像」することが肝要だと本書では説明されています。
人間誰しも他のどの人よりも自分に実は一番興味があります。
相手の思っていることを想像でもよいので考えることで、相手の立場に立って、相手の側に立って伝えることが何より重要というわけです。
相手は今何を欲しているのか・何を考えているのかを考えたうえで、相手の土俵に入って、話を進めることがポイントです!
なおこの内容に関しては永松茂久氏の『人は話し方が9割』にも書かれていました。
こちらもビジネスや恋愛・家族との日常など幅広いシチュエーションにおいて役立つ会話メソッドが満載でおすすめです!
3.相手のメリットと一致するお願いを作る
そのうえで最後に「相手のメリットと一致するお願いを作る」ことが重要です!
具体的に本著では「ノー」を「イエス」に変える相手のメリットと一致するお願いとして以下の7つが挙げられています!
相手の好きなこと | あなた限定 |
嫌いなこと回避 | チームワーク化 |
選択の自由 | 感謝 |
認められたい欲 |
以下でこれら7つの方法について簡単に解説していきます!
相手の好きなこと
先ほどもお伝えしたように人は一番自分自身に興味があります。
そのため相手の好きなことに入りこめれば、相手からの「イエス」を得やすくなります。
例えば相手がスイーツがとても好きだということを知っているのであれば、
「期間限定のスイーツを販売している素敵なカフェがあるんだけれどどう?」
といった提案をすれば、「デート」という言葉を介さなくても、相手をデートに誘えるかもしれないというわけです!
嫌いなこと回避
好きなこととは反対に、「相手の嫌いなこと」を回避するという方法も有効です。
例えば、部屋の空気が汚くて、換気をしてほしいのになかなか部屋を換気してくれない人がいるとします。そしてその人は今お金が本当になくて、少しでもお金を減らしたくないと思っているとします。
そんな人に対しどのように伝えれば、相手を思い通りに行動させることができるでしょうか❓❓
一例として、「換気しないと、コロナにかかって、お金稼げなくなるよ」なんて言うのはどうでしょうか?
相手の嫌いなことを回避させる、一種の助言のような形で、相手に伝えることも効果を発揮します!
選択の自由
相手に2つ以上のものを選ばせるというのが「選択の自由」です!
例えばレストランで、「デザートはいかがですか?」と言われると、スイーツに無頓着な人、「別に大丈夫です」という返答をする可能性が高いでしょう。
しかし、「シャーベットかアイスクリームかどちらかいかがでしょうか?」と選択形で聞かれると、どちらかを注文したくなりませんか❓❓
別にお店側としたらお客さんがどちらを選ぼうが、どちらかさえ選んでもらえれば何も問題ありません・このように選択形にすることも、伝え方の一つとして有効というわけです!
認められたい欲
他者に認められたいという承認欲求を利用するのも手です!
他人に認められることで、「ここに居ても良いんだ」という安心感が得られ、幸せな気持ちになります!
例えばこれは本書に上がっている例ですが、残業をお願いしたいときにストレートに「今日、残業してくれない?」なんて言われたら誰だっていやですよね😞
しかし、「きみの企画が刺さるんだよ。お願いできない?」と「きみの企画」がとても素晴らしいと認めてあげることで、残業を婉曲的にお願いすることができます!
人間誰しもが持っている「承認欲求」をぜひ活用しましょう!
あなた限定
「あなた限定」といううたい文句には人間はとても弱いです。
「いつも丁寧に仕事をしてくれているあなただからこの仕事をお願いしたいんだ」なんて言われたらなかなか拒否しずらいですよね、、、
「今ならあなた限定で、○○が特典としてついてきます!」なんて言われるとついつい買ってしまうのと同じです!
あまり色々な人に使いすぎると「あなた限定」にならなくなってしまいますが、勝負所でこの技を使うのはありだと思います!
チームワーク化
1人でやるのは少し嫌気がさすことも、2人以上でやると、とても楽しくできるということもあります!
人間は「社会的動物」なので、本質的に他人と一緒に何かをすることを好みます!
コミュニティーを大切にし、その中で生きていこうとするのが人間です!
「一緒に○○しよう!」・「ちょっと××するの手伝ってくれない?」などと「チームワーク化」を意識するだけでOKがもらえるかもしれません!
感謝
「ありがとう」という感謝の言葉を付け加えるだけでも、「ノー」を「イエス」に変えることができます!
「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人はいないはずですよね❓❓
私たちは決して一人では生きていくことはできず、他人に何かをしてもらうことで初めて生活が成り立っています!
私たちが着ている服や食べているもの・読んでいる本などすべて自分以外の多くの人の手が加わって私たちの手元に今あります。
そういった点からも日常の中で積極的に「ありがとう」を言ってみましょう!
それだけで伝え方はもちろん、人生が大きく好転すると思います!
これらの方法論に立脚すれば、少なくとも自分の思いをストレートに言うよりも自分の望みが通りやすくなるはずです!
言葉を以下に操れるかは、人生を大きく成功させるカギ🔑だと思います。
この伝え方をマスターして、仕事や恋愛を成功させ、人生を思い通りに生きてはみませんか❓❓
第3章:「強いコトバ」を作る技術

第3章では誰にでもできる、人を感動させる言葉の作り方が書かれています。
具体的に本著では「強いコトバ」を作る技術として以下の5つが挙げられています!
- サプライズ法
- ギャップ法
- 赤裸裸法
- リピート法
- クライマックス法 (出典:『伝え方が9割』)
以下でそれぞれについて簡単に解説していきます!
サプライズ法
サプライズ法とは読者をアッと驚かせる方法です!
例えば「君が好きだ」よりも「君が好きだ!!!」のほうがよりインパクトがあり、相手に訴えかけることができます!
他にも冒頭に「アッ!」「そうだ!」「ズバリ!」なんて言う言葉を持ってくるだけでも、読者の注意を惹く「強いコトバ」になります!
相手を驚かせることができれば、こちらのしめたものです!
とてもお手頃にできるので、ぜひ試してみてください!!!!!
ギャップ法
ギャップ法とは最初に伝えたいこととは反対の文言を入れて、それを否定したうえで伝えたいことを伝えるという方法です!
「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか❓❓
これはアメリのオバマ大統領の就任演説のときの名言なのですが、ここには「あなた(大衆・聴衆)」の前に「私」という反対の文言を入れることで、「あなた」の勝利であることを強調しています!
単に「あなたの勝利だ」だけだったとしたら、ここまでの名言として残ることはなかったと思います!
「最大の敵は相手ではない、そう、自分だ」なんて言う風に使ってみてください!
赤裸裸法
赤裸々法とは自分の思っている感情や思いをありのままに表現する方法です。
例えば単に「美味しい!」というよりも「ほっぺたが落ちるくらい美味しい!!!!!」といった方がより思いが伝わるのではないでしょうか❓❓(ちなみにここではサプライズ法も使っています!)
自分の感情や思いをそのままに伝えればよいので、あまり深くは考える必要はありません!
「手が震えるほど」「涙が止まらないほど」などのように、自分の身体を実況中継してみましょう!
リピート法
リピート法とはその名の通り「繰り返す」方法です!
「ポニョ、ポニョ、ポニョ、魚の子」「となりのトトロ、トトロ、トトロ」といったように、ジブリの有名な音楽でもこのリピート法は使わています!
繰り返されると脳がそれを重要な情報として認識するので、頭に残りやすいです!
この脳の特徴をうまく活用したのがリピート法です!
何事も繰り返し、繰り返し、繰り返し伝えていきましょう💪
クライマックス法
クライマックス法とはある特定の言葉を使うことで読者に注意を向けさせる手法です。
「ここだけは覚えてほしいのですが、」「最低でもこれだけは押さえてほしいのですが、」と言われたら、そこだけは聞いておくかという気持ちになりますよね!
他にも「今日のポイントは3つあります!」と言われたら、3つ目まで聞こうというなりますよね!
このように相手の集中を向けさせるために使えるのが「クライマックス法」です!
なお、実はこの「伝え方が9割」には続編があり、そちらには残り3つが加えて紹介されています。
残り3つの方法とは一体何でしょうか❓❓
気になるという方はぜひそちらも読んでみてください!
『伝え方が9割』はなぜここまでのベストセラーになったのか?
『伝え方が9割』は2020年には売り上げが100万部という大台を突破しました。
なぜここまでのベストセラーに『伝え方が9割』はなったのでしょうか❓❓
最後にこの点を解説してみようと思います!
再現性が非常に高い!
まず前提として多くの方が現状、「伝え方」に悩みがあるということを示唆しているのだと思います。
なかなか自分の思うように思っていることが伝えられないという悩みを多くの方が持っているのだと思います。
その悩みに本書が大きく貢献したのではないでしょうか、、、
その上で『伝え方が9割』に書かれている内容が非常に再現性の高いものだったという点が大きいと僕は思います。
ここまで読んでいただいた皆さんなら分かっていただけるかと思いますが、本書に書かれている内容は分かりやすい上に、非常に実践がしやすいのが特徴的です!
小難しいことを考えなくても今日この瞬間から取り組める内容が数多くあります。
この行動への結びつけやすさがここまでの反響を呼んだのだと思います!
説得力の高さ
著者の佐々木氏はコピーライターとしてデビューしましたが、当初は全くのダメダメで、本人も自分には全く向いていないと感じていました。
しかし、ちょっとしたきっかけで、コピーライターとしての才能を開花させ、その後現在まで大活躍を収めることになります。
この本人の実体験に基づいた一連のストーリーが説得力を持たせている点も、ミリオンセラーにまでのし上がった大きな要因だと僕は思います!
「誰でも伝え方はマスターできる!」そう教えてくれる名著だと思います!
『伝え方が9割』に関する感想

ここからは『伝え方が9割』に関する感想をレビュー形式で紹介したいと思います。
言葉はいったん発すれば、その受け止め方は相手の感受性に委ねられる。そして言葉は人と人とのつながりを作る反面、使い方を間違えると壁を作ってしまうやっかいなものだ。
Amazonのレビューから引用
よって、もし相手から「Yes」を引き出したいなら「自分」ではなく「相手」から逆算して「伝え方」を工夫することが求められる。
本書は、例え内容は同じでも、伝え方の工夫でNoをYesに変える方法を解説している書籍だ。相手の立場に立って言葉を作る方法について、具体的なコツや活用法が掲載されており、中にはそのまま使える例文も用意されているのが秀逸だ。
例え同じ内容でも、伝え方ひとつで相手への印象は変わる。もし「頼み事」をする局面が多く「NoをYesに変える」方法を身につけたいなら、本書は一読に値する書籍だ。
伝え方が今までわからずにいる自分がいました。ひらめきだと私も思いました。
Amazonのレビューから引用
でもそれは大きな間違いだったのですね。この本を読んで目が覚める思いでした。
これからは伝え方を工夫して話をしたいと思いました。佐々木先生有難うございました。
本書の内容は誰しもが再現可能で、決して難しいことは書かれていません。
日々のちょっとした意識の変化で、大きく「伝え方」を変えることができます!
なお本書に関する佐々木氏のインタビューでは、より詳しく本書の内容について佐々木氏が語っています!
よかったら見てみてください↓!
https://diamond.jp/articles/-/244637
最後まで読んでいただきありがとうございました🙏
今日のポジティブなこと3つ
- 旧友と数年ぶりにSNSで話せたこと
- 夕飯が美味しかったこと
- 16時までに大学に行かないといけない用があったが、15時55分に着いて、ぎりぎり間に合ったこと