幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!
幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!
幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!
「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」
そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

こんにちは。なべおです!
今回のテーマはアドラー心理学に関する名著『嫌われる勇気』の内容を簡単にですが、要約したいと思います!
皆さん、もっと自由になりたいですか❓❓
本著では「自由になるためには嫌われることが必要」という一見すると衝撃的なことが書かれています。
そんな『嫌われる勇気』は国内では200万部・世界では500万部を優に超える売り上げを誇っており、まさに自己啓発における名著と言えます!
自己啓発における名著を分かりやすく要約・解説していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください!

今回お伝えする内容は以下の4点です!
- 自由になるためには嫌われること?
- 共同体感覚を大切に
- 過去にとらわれない 未来を考える
- アドラーの名言を紹介!
順番に見ていきましょう!
目次
自由になるためには嫌われること?

私たち人間は一人では生きていけません。
必要最小限の衣食住をする上では他者の協力が必要不可欠です。
また私たちは母親のもとから生まれてきました。
その時点で私たちは他者との連関の中で生きることを余儀なくされています。
しかし、その一方で私たちは他者とつながり過ぎてもいます。
本来ならもっと自由に自分の人生を生きたほうが幸せなはずなのに、他者とつながりすぎていることで、他者の顔色を気にし、他者の人生を歩んでしまってもいます、、、
その中で本書ではより幸せに生きていくうえで、「自由」になること、他者のしがらみから抜け出すことの重要性を説いています。
そしてその「自由」になることが「嫌われる」ことなのです。
「自分はこうある」という信条の下で、その妨げになるものに関しては、誤解を恐れずに言えば積極的に嫌われることが正しい生き方だと主張しているわけです!
もちろん嫌われすぎて、全くの孤立になることはそれはそれで違います。
しかし、特にあまり生産的のないと薄々感じている関係についてはスパッと断ち切ることも必要というわけです。
一緒にいてあまり価値を見いだせないなと感じているのであれば「嫌われる勇気」をもって嫌われてみましょう!

僕自身この『嫌われる勇気』を読んで、文字通り「嫌われる勇気」を持ちました。
今まで過度につるみすぎていた関係を整理しようという気になり、その結果、「自由」が手に入り、自分のための人生を歩むことができるようになりました。
自分の人生を自分でコントロールすることができました!
今の人生にどうも違和感を覚えているという方はぜひ読んでいただきたい1冊です!
他者の人生を生きない!承認欲求を否定する!
先に他者の人生を生きない、自分の自由に生きるという内容をお伝えしてきました。
これに関連して1つアドラー心理学で重要なポイントがあります!
それが「承認欲求を否定する」ことです!
私たちは他人から「認められたい!」と思ってしまいがちです。
これが「承認欲求」ですが、この承認は当然ながら他人によってなされるものです。
すなわちこの承認欲求を追求することは、結局は他者に依存した生き方になってしまうわけです、、、
では他者に自分を認めてもらわないのだとしたら誰から認めてもらえればよいのでしょうか❓❓
それは他者ではない、すなわち自分で自分のことを認めればよいとアドラーは説いています!
自分で自分に満足する
それでよいというわけです!
ぜひ他者からの評価を気にせず、のびのびと生きてみませんか😀
共同体感覚を大切に

嫌われることも大切ということを先に述べましたが、あくまで「人間は社会的動物」という言葉もあるように、人間は社会の中で生きることを強いられる生き物です。
アドラー心理学における重要な概念として「共同体感覚(social interest)」があるのですが、これは社会の中でつながっているという感覚・この社会にいても良いんだという感覚のことで、これを満たすことが幸せに生きるうえで重要だと説いています。
他者に対して貢献し、また他者に貢献されることで、この「共同体感覚」が満たされ、幸せになるということです。
共同体感覚を分かりやすく紐解きます!
「共同体感覚」について上で超ざっくりと解説したのですが、よく分からないという方がほとんどだと思います。
実際、アドラーの弟子たちもこの「共同体感覚」がよく分からずに彼の元を離れたという話もあります!
しかしアドラーはこの「共同体感覚」を感じ取ることができれば、幸せを享受できると断言しています!
そこでここからアドラー心理学のキーファクターでもある「共同体感覚」について分かりやすく解説していきます!
まずアドラーはここでいう「共同体」を過去から未来までの全時間軸(宇宙全体も含まれます)におけるすべての生物(人間だけでなく、動物や植物まで)をその対象としています!
共同体感覚は「social interest」という英語の訳語ということを述べましたが、アドラーはそんな宇宙の万物に対して「interest」 すなわち関心をもつことが共同体感覚につながるとしています。
私たちは母親の母胎から生まれてくる以上、私たちには先祖がいて、またこれから子孫も誕生することでしょう。
これを敷衍させて考えれば、つまり私たちは動植物も含めたすべての万物(時間軸は関係なくと繋がっているわけです。
その中でアドラーはそんな万物に関心を持ち、そのつながりの中に居ても良いという意識を持てれば、幸せだと説いているわけです!
あらゆるものと私たちは繋がっており、決して孤独ではない、その感覚が「共同体感覚」ということです!

あなたは決して一人じゃない!
過去にとらわれない 未来を考える

アドラー心理学においてもう一つ重要な考えで『嫌われる勇気』においても言及されているのが、「過去にとらわれない」という内容です。
当たり前のことですが、過去は誰にも変えることはできません。
アドラーと同時代に活躍した心理学者であるフロイトやユングは原因論をとっており、過去に重きを置いた考え方を主張していました。
しかしアドラーはこれに対し過去ではなく未来に目を向ける、原因論ではなく目的論をとることが大事だと主張しています。
変えられないものを凝視してもそこから何も生まれることはない、それよりも今からなら何ができるか、どうしたら最も幸せを得られることができるかについて考える方が大事だと説いているわけです。
また過去に対しても、その未来が良いものになれば、一見すると辛かったような過去においても、それを正当化できる、受け入れることができると説明しています。
辛かった過去に関してもそれをどう見るかによって、捉え方は変わってくるというわけです!
アドラー心理学は勇気の心理学
本書『嫌われる勇気』とともに、ベストセラーとなった『幸せになる勇気』どちらにも「勇気」という言葉があるように、アドラー心理学は「勇気」の心理学とも呼ばれています。
今の自分に満足していませんか❓❓
今の生活に安住することは確かに楽なことではありますが、それでは進歩はまずありません。
「勇気」をもって、一歩を踏み出し、より良い生を構築する、この未来志向がアドラー心理学の大きな特徴です。
なお少し話は逸れますが、世の中には絶対的な正解や不正解はないと僕は感じています。
ある人にとっては不正解のように思えることでも、別の人にとってはそれは正しい選択肢・すなわち正解だったということはあると思います。
また最初は不正解だったと思ったことでも、後になって振り返ってみるとそれはやはり正解だったなんてことも人生長いこと生きていればあると考えています。
周りに流されず、今自分が正しいと思ったことをやり通す、これが幸せをもたらす、そのための勇気を持つことが大事、そう僕は解釈しています!
アルフレッド・アドラーの名言を紹介!

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より引用
最後にアドラー心理学を確立したアルフレッド・アドラーの名言をいくつか紹介したいと思います!
「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ
人間は変わることをおそれます。できるのであれば現状維持をしたいと人間は思う生き物です。
そのため「やる気が起きない」なんて言うよく分からない言い訳をして、現状があまり良くないにもかかわらず、その現状に甘んじてしまいます、、、
決して「変われない」ということはありません!
現状を打破して変われている人もたくさんいます。そしてその人たちの多くは成功者として名を後世にまで残しています!
そんなことを教えてくれる名言です!
誰かが始めなくてはならない。見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても、あなたから始めるのだ
他人を動かすのはとても難しいです。
その一方、自ら動くことはその意志さえあれば簡単にできます!
誰かが始めなければならない問題は世のなかにたくさんあると思いますが、それにあなたが気づいたのであれば、今すぐ始めてみませんか❓❓
あなたから始めれば、それをサポートしてくれている人は必ず現れます!
繰り返しにはなりますが、その一歩を踏み出す勇気があなたの人生を大きく変えてくれます!
アドラーは「誰もが今この瞬間から幸せになれる」と断言しています。
つまり「嫌われる勇気」をもてば、対人関係を見直せば、幸せになれるというわけです。
幸せになる権利は誰しもが持っており、それは排反なものです!
ぜひ幸せな人生を過ごしてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました🙆♂️