幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!
幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!
幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!
「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」
そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
こんにちは。なべおです!
今回はおすすめ本紹介ということで,現在住職を務められている名取芳彦著の『気にしない練習』を紹介したいと思います。
皆さん過度にいろいろなことについて気にしていないでしょうか❓❓
もちろん気にすべきところは気にすべきなのですが,その一方で,気にしないほうが人生のいて得することも多々あります。
今回はそんな『気にしない練習』が全部で6章あるのですが,そんな本書を各章ごとに解説していきたいと思います!ぜひ最後まで読んでみてください!
- もっと「鈍感力」を磨く
- それは、あなたの「考えすぎ」
- うつうつした時は、こう考える
- 比べない、責めない、引きずらない
- 人生をシンプルに変えるヒント
- 「今」「ここ」を大事に生きる
順番に見ていきましょう!
目次
もっと「鈍感力」を磨く
人間は脳が過度に発達しすぎてしまったために要らぬ心配をやたらとしてしまいがちです!
「取り越し苦労」という言葉もあるように,未来のことを過度に憂いてもしょうがないです。未来がどうなるかなんて誰にも分らないのですから!
本書『気にしない練習』の最初の章では,未来のことを過度に気にせず,もっと鈍感になるためのヒントが書かれています!
人が自分をどう思うかは「相手の問題」
僕も含めてですが,相手のことを気にしすぎていたが,結果としてその心配は不要だった、なんていう経験は誰しも持っているのではないでしょうか❓❓
相手を不快にさせてしまったかな,謝ったほうが良いかな,でも恥ずかしいな,どうしよう、、、なんて思ったことはないでしょうか😫
相手の気持ちを推し量ることはとても素晴らしいことではあります。
しかし,それが行きすぎると結局どうしたらよいか分からないなんて言うことにもなりかねません。
それよりも他人が自分のことをどう思っているかはほどほどに考えすることにして,自分中心の思考法に切り替えたほうがずっと良いです!
人からの評価によって満足感が得られることもありますが,それよりも昨日の自分や先月,昨年の自分を超えられた,成長でいたと思えたほうが,
また人からの評価は外生変数ですが,自分の中での評価は内生変数です!つまり自分で決定できます!
他人のことを気にすることなく、自分の正しいと思う道を歩いていきましょう!その道が正しい道であれば、努力をしていれば、必ず視界が拓けます!
毎日努力し,相手のことは気にせず,自己研鑽を積むことがやはり肝要なように思えます!
失敗したって、命まで取られるわけじゃない
本書にあるこの内容は、実は僕自身も前から想っていたことであり,やはりそう考えることが大事だったんだなと共感した部分でもあります!
人間は失敗する生き物です。いくら失敗しないように入念に準備し,石橋をたたいて渡ったとしても,どこかで必ず失敗を犯すのが人間という生き物です(もちろん失敗前提で行動するのは良くないですが、、、)
そんな時に,「失敗したって、命まで取られるわけじゃない」という考え方は大事なように思います!
失敗はしてしまったが,まだ命は残っている,つまり今からまた(誰よりも)頑張れば,再起は可能だ!
そんな風に考え直すことが可能なのではないでしょうか❓❓
アリストテレスが「人間はポリス的動物である」と言っているように,私たちは共同体の中で暮らしています。
失敗をしたとしても,そこからまた奮起すれば,「お互い様」と思ってくれる誰かが必ず救いの手を差し伸べてくれます!
次回の意味を込めてですが,失敗したとしても凹まずに,「それでもまだ命はまだ残っている」と考えてみませんか😄
それは、あなたの「考えすぎ」
人生には、記憶にとめるべきワンカットもあれば、被写体として選ばないほうがいい情景もあります。
『気にしない練習』はじめに
本書の「はじめに」で言及されている内容なのですが,私たちはしばしば考えることで、かえって幸せを失ってしまうようなことを考えてしまうことがあります。
ある出来事に対してどう考えていくか,どれくらい考えるべきかは難しい問題ではありますが、幸せになる上であまり「考えすぎない」ことも大事なように思えます!
幸せとは、「あるもの」ではなく「認めるもの」
これは本当にその通りだと思います!
もちろん大金持ちになる,最高のパートナーと出会うなどのいわゆる誰もが幸せだと思うものに関しても、もちろんそれらがあれば幸せにはなれると思います!
しかし、決して普遍的に幸せに繋がるようなものがたとえ手に入らなかったとしても,幸せを「認める」ことは可能ではないでしょうか❓❓
例えば大した高級料理でなくても,それを美味しいと思えればそれはそれで幸せではないでしょうか?
またたとえお金がなくても,高齢者に席を譲る,道を案内するなどの思いやりのある行動をして感謝されたら,それだけで幸せな気持ちになるのではないでしょうか😊
幸せとは、「あるもの」ではなく「認めるもの」です!ぜひ身の回りの幸せを認めてあげてください!
一度、思い切って「理屈」から離れてみよう!
人間はどうしても理屈重視で考えてしまいがちです。
しかし、私たちは本当に理屈中心に動いているでしょうか❓❓
なんとなく美味しそうだから買ってみた,なんとなく楽しそうだから行ってみたなどなど私たちは往々にして理屈を無視して感情で動いていることも多々あると思います!
人間には「心」がある以上,どうしても「脳」だけで行動が決定されるわけではありません。
それ以前に人間の認知能力は限られている以上,「最適」な行動なんてとれるわけがありません。
自分の手元にある情報から最大限合理的に動くことはできるかもしれませんが,それでは脳が疲れてしまうと思いませんか🤔
いちいち理屈っぽく考えず,時には感情に流されるままに,「心」の欲求を満たしてみるのも悪くはないと思います!
うつうつした時は、こう考える
皆さん毎日の生活に「うつうつ」していませんか❓❓
少しでもその自覚があるのだとしたら,あなたは「無理」しています!
日本人はどうしても頑張り屋な人が多いです。
僕もあまり人のことが言える立場にはないのですが,少し「無理」してしまっているなと思っていても,義務感や焦燥感に追われ,ついつい無理をしてしまいます。
どんなことでも、「無理」は絶対に続かない
本書でもこの項目があるのですが,無理しすぎるといつかはつぶれてしまうと筆者も説明しています。
もちろん多少の踏ん張りは必要で,頑張るところはしっかりと頑張るべきです。
しかし,少しでも「体の調子が悪い」,「何かが違う」と思ったときは無理をしているサインだと思います!
「無理」をしないで手を引くのには勇気が要ります。
どうしても罪悪感を感じてしまうのが人間の性なので,抵抗があるのは当然です!
しかし,無理をして後で取り返しのつかないような失態を犯すよりも,それ以前の段階で「無理」をせず手を引くほうが,はるかにその後のことを考えた時に得策ではないでしょうか❓❓
一人で静かに心の内面を見つめる時間を持つことが大事
『気にしない練習』p115
徐々に成長していく等身大の自分でいれば,それが一番
『気にしない練習』p115
『気にしない練習』でもこのように書かれています。
何事も無理は禁物!今の忙しい時代だからこそ大きな意味を持つように思います!
イライラ病への対処法
みなさん「うつうつ」だけでなく「イライラ」していないでしょうか❓❓
超ストレス社会とも言われている昨今の中で,もはや「イライラ」はつきものと思っていないでしょうか、、、
ですが「イライラ」はしっかりと対処すれば,完全にはなくならないかもしれませんが,少なくとも充分に減らすことは可能です。
その対処法として本書では「イライラ」の原因と正面から向き合うことが説かれています。
例えば,職場でなんかいつもイライラする,その原因をしっかりと分析してみるのです。
上司が口うるさい,隣の人の独り言がどうしても耳に触る,自分がどう思われているかが気になる,などイライラの原因は人それぞれあるのではないでしょうか🤔
その原因としっかり対峙してみてください!そしてそれがイライラの原因であれば,そこから離れることを努力してみて下さい!
上司が口うるさい→正直に口うるさいと感じていることを言う,必要最小限に受け流す,上司を変えてもらう
隣の人の独り言がどうしても耳に触る→耳栓をする,隣の人に注意する
自分がどう思われているかが気になる→他人中心ではなく自分中心のマインドに切り替える
等々対処法は必ずあります!
正面から向き合うのはなかなか簡単なことではないですが,これをしない限りイライラは減らすことはできません!
イライラしていても周りにも自分にもなにもメリットはありません!
ストレスフリーな人生を送ることは可能です!イライラするのはやめましょう!
比べない、責めない、引きずらない
超情報化社会になったこともあり,私たちは多くの人とつながることが可能になりました。
しかしその一方で,他人と比べる回数も増え,責められることも多くなったのも事実です。
そして自分はダメだと過度に引きずってしまう方が多いのも現状です。
この章ではそんな「比べない、責めない、引きずらない」ことの重要性が説かれています!
迷惑なのは”お互いさま”
誰しもが持ちつ持たれつ,助け合いながら生きています!
誰もが時に相手に迷惑をかけることはあります。
そのことをまずは認識しましょう!
迷惑をかけてしまったら素直に申し訳なかったという気持ちを伝えたうえで,「恩返し」・または「恩送り」をすればよいのです!
迷惑なのは”お互いさま”と考えることで,他人のことを過度に気にすることもなくなります!
他人は他人なんだから,迷惑だと思われた時に対処すればよいと割り切ることも大事ではないでしょうか❓❓
人生がうまくいく秘訣は「お金」より「人格」
この世で一番大事なものは「お金」と考えている方はいまだに多いように思います。
しかし本当にそうでしょうか❓❓
「お金」で買えないものがあるのはもちろんのこと,あくまで「お金」は私たちのっ人生を豊かにしてくれる手段・すなわち目的ではありません。
このように目的と手段を取り違えることは私たちの日常でよくあることではありますが,気を付けなければいけないことでもあります。
人生における目的・最終的なゴールは幸せになることだと思います。
であれば,「幸せ」がこの世で一番大事であり,僕はその幸せを達成するうえで「人格」が幸せを実現するための必須条件だと感じています!
「人格」が良ければ,いざという時に頼りになる,助けになる,救ってくれる人が多く集まってきます!
「全ての幸せは対人関係」なのであれば,そういった素敵な人が多く集まれば,幸せに大きく繋がると思います。
もちろんやや暴論気味ですが,「人格」を見直すことを試しにしてみてはどうでしょうか❓❓
人生をシンプルに変えるヒント
人生は皆さんが思っている以上にシンプルに考えることができます!
仏教においても大本の考え方として,極力シンプルに,深いことは考えず,複雑にしないことがあります!
会話の基本はただ一つ、「誠実であること」
会話がどうしても苦手という方は多いと思います!
この本での会話の基本はただ一つ,「誠実」です!
とにかくなるべく思ったこと・感じたことを正直に話せばよいとしています!
確かに正直に話せば,相手に嘘をつくことがないので,相手からは正直な人と思われますし,ウソがばれないかなと不要な心配をする必要もありません!
また嘘をつかないので,下手に色々とまどろっこしく考える必要もありません!
正直に話して怒られることもたまにはありますが,嘘をついて怒られるよりも100倍ましではないでしょうか❓❓
しかし、私たちは何気なく嘘をついているのが実態だと思います!
嘘をついているなと思ったときは,ぜひ自分の心に正直になって,会話をしてみてください!
「持たない暮らし」が、人生を好転させる
私たちは何においても物を「持ち」過ぎています!
どんどん新たなものが登場する中で「あれも欲しい」「これも欲しい」となってしまいがちです、、、
しかし、物を持ちすぎると一つ一つに対するありがたみが減退してしまいます😪
それは本当にそのものに対してありがたみを感じられる人に対して失礼ですし,物自体に対しても失礼です!
やっぱりいらなかったとなる前に,本当に今買おうとしているものは必要かどうか検証してみるのも悪くはないでしょう。
断捨離という言葉も流行っていますが,時には物を捨てる,物を持たない暮らしも良いと思います!
「今」「ここ」を大事に生きる
「今は人生の中で一番若い時である」という言葉もあるように,歴代の偉人達も「今」「ここ」を大事に生きています!
誰もが過去は変えられず,未来は分かりませんが、今だけは確かに存在しています!
「今」「ここ」を大事に生きられない人は未来も大事に生きられません!
最後に「今」「ここ」を大事にする方法を紹介したいと思います!
あなたの出番は、いつか必ずやってくる
今生きている意味や目的がどうしても感じられないという方はぜひこの言葉を心にとめていただきたいです。
あなたと全く同じという人はこの世の中にいません。あなたは唯一無二の存在です。
であればあなたには何かしらの長所,社会に還元できる点があり、社会やあなた自身がまだそれに気づけていないだけです!
あなたの出番は必ずやってきます。そのためにも今はじっとその時期を待つべきではないでしょうか❓❓
「気にしない」、けれど「無関心」にはならない
確かに気にすべきでないことを「気にしない」ことは大切です。
しかし,かといって何から何まで「無関心」というのはよくありません、、、
気にすべきところはしっかりと気にすべきだし,何にも興味のない,知的好奇心が全くない無関心な状態は人生を豊かにするうえではあまりよくありません。
気にすべきこと時にすべきでないことを峻別して,生きていくことが大切なように思います!
途中途中に仏教の教えも書いてあり,非常にためになる1冊です!
ぜひ直接手に取って読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました🙆♂️