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【要約・解説】7つの習慣(公的成功編)社会的に成功するための方法を解説!

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こんにちは。なべおです!

今回はおすすめ本紹介ということでスティーブン・R・コヴィー著の『7つの習慣』を紹介したいと思います。

以前こちらのブログで前半パートの「私的成功」の内容について解説しましたが、今回は「公的成功」の方について解説していきます。

ぜひ最後までお読みいただき頂けると幸いです。

7つの習慣(公的成功編)の要約

では早速『7つの習慣』の公的成功について解説していこうと思います。

まず大前提として、この公的成功の達成のためには「私的成功」が必要だと説いています。

そしてこの「私的成功」というのは「自立」といい換えられています。

「自立」とは自分自身が確固とした「原則」をもっておりその「原則」に即した形で行動をすることです。

誠実・謙虚な行動をし、自分との約束を守ることが「自立」の条件です。

この「自立」した「個」が相互に依存・協力し合うこと・公的成功を目指すことがネクストステップとしてあります。

そのためには以下で紹介する3つの習慣が必要になってきます。

実際の公的成功のための習慣を3つ紹介!

それではここからは具体的に「公的成功のための習慣」を3つ順番に見ていきましょう!

Win-Winを考える

まず1つ目は「Win-Winを考える」です!

「Win-Win」とは皆さんご存じの通り、私とあなたがともに成功することです。

競争社会を生きていると特に、どちらか一方が勝って、どちらか一方が負けるのが当然なのではないかと考えがちになってしまいます。

しかしそれはどちらも勝つ第三の選択肢を考慮に入れてはないからではないでしょうか?

筆者はその努力を怠っているだけで、すべての場合において第三の選択肢は存在すると主張されています。

相手を蹴落とすようなことはせずとも、お互いを尊重すれば双方が勝者になれるとしています。

そして、もし双方ともにとってプラスになるようば選択肢が取れない場合にはNo Deal(取引しない)ことが最善になると説いています。

どちらか一方がAがしたい、ただもう一方はBがしたいという状況になったときに、そのどちらかのみを選ぶのではなく、双方にとってプラスになるような選択肢ないしは取引をしないNo Dealを選ぶことが良いとしているわけです。

スポーツなどの競技であればもちろん勝ち負けは非常に重要です。

しかし、ビジネスやプライベートの場においては勝ち負けよりも最終的な帰結の方が大事です。

Win-Winを考えることは公的成功に向けた第一歩になるわけです。

「Win-Winを考える」を体得するためには?

「Win-Winを考える」を体得するにあたって一つ大事になってくるのが、「信頼残高」です。

信頼残高とは人間関係においていかに誠実な態度をとってきたかを示す指標のことです。

例えば約束に遅れたり、良心に反する行動をしたりすると、その相手からの信頼は当然下がるわけですが、これは「残高」として一生残ります。

逆にいつも時間厳守だったり、相手のことを思った行動をしていると相手が思ったら、信頼残高は増えるわけです。

この信頼残高を常に高い水準で保っておくことで、お互いにとってメリットのある「取引」に持ち込もうとするインセンティブが働きます。

「「Win-Winを考える」⇒この人は信頼できると心から思える⇒信頼残高が高い」というわけですが、信頼残高が高いことが「Win-Winを考える」の必要条件なわけです。

ここで一つ注意してほしいのが、Win-Winは「妥協」とは違うということです。

自分が確かに身を引けば、相手の言い分が通り少なくとも相手のWinは保証されます。

しかし、「妥協」は自分のWinにはなりません。

自分の言い分もしっかりと通し、それでも自分が「Win」にならない場合はNo Deal(取引しない)が最善です。

たとえば朝型の人と夜型の人の共存はなかなか難しいでしょう。

遺伝子や生活環境の違いという不変なものに依存しているからです。

しかし、その場合は朝型・夜型どちらかを絶対的な正しさとするのではなく、No Deal(取引しない)が最善となります。

この点は留意しておきましょう。

理解してから理解される

次に2つ目は「理解してから理解される」です!

私たちは一番はやはり自分のことに興味があります。

できれば自分のことを理解されたい・わかってほしいと誰しもが思うものです。

だからこそまず最初に相手のことを「理解する」ことが肝要です。

相手は何を求めていて、そのためには何をしてあげたらよいのかについて、とことん親身になって考えることがまずは大事です。

本書でも登場する例ではありますが、自分のこともに対して本当はこうしてほしいのにという欲求があったとします。

その自らの欲求を実現するためにはまずは相手の求めていることに真摯に耳を傾けていることが大事です。

「理解してから理解される」を体得するためには?

まずは第4の習慣にあった「Win-Winを考える」を体得しましょう。

そのうえで相手の求めていることに真摯に耳を傾ける「傾聴」がカギとなってきます。

自分自身の思っていることを話したくなる気持ちはとてもよくわかります。

早く話したい・あなたの言っていることはどうでも良いから早く自分の思っていることを分かってほしいと思う気持ちはとてもよくわかります。

しかし、「理解してから理解される」ようになるためにはまずは相手の言っていることをしっかりと聞き何を思っていることをつかもうとすることが重要です。

ちゃんと聞いているよと思っていたとしてもそれは本当にちゃんと聞けていますか?

相手の言いたいこと・要旨を説明しろと言われたらちゃんと説明できますか?

「どう考えてもこいつのことは理解できない」と聞く耳をもたないでいませんか?

もちろん価値観の合わない人はいます。
ですがそれに寄り添うことはできると思っています。

自分からまずは寄り添って、一生懸命相手の言わんとしてること・価値観を認識・理解してみましょう。

その態度は相手にも必ず伝わります。

そして、その態度が相手にも伝わると相手も自分のことを理解しようとしているのだから、価値観は多少は違うかもしれないけれど理解してみようというマインドになります。

「傾聴」そして相手の価値観に寄り添い、それを理解しようとする態度が自分のことを理解されるには必要となってくるわけです。

相乗効果を発揮する

次に3つ目は「相乗効果を発揮する」です!

筆者は相乗効果=シナジーを至上命題だととらえています。

1+1はもちろん2ですが、相乗効果が発揮されれば、2より大きな値になるとされています。

社会全体の付加価値をより向上させるためには、この相乗効果が非常に肝要になります。

だれしも得意なことと苦手なことがあります。

ある人は左脳的に論理的に考えることが得意である一方、ある人は右脳的に感覚的に全体を俯瞰することが得意ということもあります。

またある人は先々を見通す力にたけている一方、ある人は目の前のことに没入することにたけているというケースもあるでしょう。

自分自身にできないことがあるとどうしても、そのできないことをどうにかできるようにしよう、克服しようと躍起になりがちです。

もちろんその精神は非常に素晴らしいことでもありますが、私たちは一人で生きているわけではありません。

協力して目の前の問題に太刀打ちすることで、相乗効果を発揮して、一人でやるよりもより簡便にスマートに問題を解決できます。

この「相乗効果」を発揮することで社会全体の付加価値をより向上させられるというわけです。

「相乗効果を発揮する」を体得するためには?

相乗効果を発揮するには今まで見てきた「Win-Winを考える」・「理解してから理解される」を体得することがまずは必要条件になってきます。

お互いがお互いを認め合う「Win-Win」が実現し、さらに「理解」することで、協力関係を築けます。

そのうえで異なる価値観を理解し、それをより良いものを作ることに生かそうとする意欲が相乗効果を生むには必要だと思っています。

初めの案よりもより価値の高いものをつくろうという気概がなければ、「理解」するだけで終わってしまいます。

現状維持に甘んじず、折衷案で済ませず、他者との違いも理解しながら高みを目指そうとすることで、はじめてシナジーがうまれ、それが公的成功となります。

『7つの習慣』のレビューを紹介!

ここからは『7つの習慣』のレビューを紹介していきます。

昇進試験に備えて購入してみました。共依存という概念は、平穏な日々の中からは、認識できない概念かもしれません(人其々です)。

Amazonより引用

全て鵜呑みにしなくてもいいが、本当に参考になると思う本でした
読んで良かったです

Amazonより引用

本記事の内容が少しでも皆さんのためになったということであれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!