幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!
幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!
幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!
「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」
そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
こんにちは。なべおです!
今回はおすすめ本紹介ということで、『世界最高の話し方――1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』を紹介したいと思います。
話し方に関する本は様々ありますが、この本では豊富な事例や比喩などを用いて、分かりやすく超一流の話し方が解説されています!
語呂合わせも多く、またイラストも多彩なので、非常に読みやすい1冊になっています!
今回はそんな本書を各章ごとに解説していきたいと思います。
目次
第1章 あっという間にきずなが生まれる雑談・会話のルール
話を続けたいのだけれどなかなか続かなくて気まずいムードになってしまうという悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか??
第1章では誰でも簡単に話を途切れさせないポイントが書かれています。
そのポイントはズバリ、聞き手に回ることです!!!
一生懸命話題を自分から作って話そうとするから、話を続けるのが難しいのです。
そのため、話の中心を相手にする、自分から「話す」のではなく、自分視点を「離す」ことが重要です!
自分視点を「離す」ことで相手は自分の話したいことを話せて幸せになれる一方、自分も会話が続いて幸せな気分になれます。
二流は口を動かす一方、一流は「目と耳」を動かすと本書でも書かれています。
ぜひ聞き役に回りましょう!!!
聞き役に回る上での注意点
聞き役に回ることは大切なのですが、ただ聞いているだけではコミュニケーションはうまくいきません。
そもそもコミュニケーション(意思疎通)になっていないからです!
聞き役に回る上で意識してほしいのが、傾聴をしたうえで、適した質問を投げかけることです!
まずは相手の話していることにしっかり耳を傾けましょう!
これが傾聴です。
興味がないと思わず、一生懸命興味を持ちましょう!
相槌を打つ、相手の目を見るなどして、真剣に聞くように心がけましょう!
そして自分が興味を持ったことや、ここはさらに教えてほしいと思った内容について質問をしましょう!
「どうして?」「どんな?」などの5W1Hに基づくオープンクエスチョン(yes noで答えられない質問)は、会話を発展させるうえで有効です!
傾聴と適切な質問を意識しましょう!
第2章 「モチベーションの魔術師」になれ!ほめ方・叱り方のルール
第2章では話をするうえでどうしても必要になってくる「ほめ方・叱り方のルール」について紹介されています!
特に会社の立場が上位になるにつれ、部下をほめる・叱る機会が増えてくると思います!
ただなんとなくほめる、叱ることはないでしょうか❓❓
ほめる・叱るにはその効果を最大化するルールがあります!
まず本書ではほめることと叱ることの比率が書かれています。
その最適比率は6:1です!
これが科学的に最も最適な割合ということです!
人間はほめられるとうれしい生き物です。
そのため基本的にはほめる比率を多くするというのは納得いただけるのではないでしょうか❓❓
ただ、叱らずにほめっぱなしも良くありません。
時には叱ることで更なる成長が見込めます。
目安としては確かに1週間に1回は叱られることで自らのタガを締めなおす契機になるということだと僕は解釈しました!
6:1の比率を意識して、「ほめる」時と「叱る」時をうまく見極めましょう!
ほめる・叱るのタイミング
またほめるときと叱るときは一緒にしないほうが良いとしています。
○○はよかったけれど、××はよくなかったというようにほめるタイミングと叱るタイミングを一緒にするとどちらの効果も十分見込めないそうです。
ほめるときはとことんほめる、叱るときはとことん叱るといったようにメリハリが大事というわけです!
第3章 誰もがうなずき、納得し、感心する!──頭がいい人のシンプルクリアな説明のルール
誰もが納得できるような論理的・かつシンプルな伝え方は存在します。
第3章では、そんな伝え方のメソッドが書かれています!
国語の授業ではなかなか習わないことですが、仕事においては相手を納得・説得させる必要に迫られる場面が多々出てきます。
自社の商品を売り込むとき、契約を結ぶなど、その時々は様々です。
相手の心に刺さる言葉の作り方を見ていきましょう!
相手に刺さる一言を作るには?
まずは自分の伝えたいことを一言でまとめることが大事です。
沢山話せば相手も納得してくれるというのは間違いです!
相手は当然すべての話の内容を覚えてはくれません。
ただ、「一言」であれば、十分覚えてくれます!
なおYahooニュースの見出しは13文字以内がルールになっています。
この13文字がそっけなさすぎず、かつ長すぎない絶妙な文字数と言われています。
ぜひこの13文字を意識してもらって、13文字以内でパンチの効いた、相手の心に響く言葉を作ってみましょう!
結論を最初に持ってくる
これに関連して、冒頭に自分の一番伝えたいことを持ってくるようにしましょう!
最初に話すことで、「話し忘れた、、、」ということもなくなりますし、聴いている方も、「結局何が言いたかったの?」といった気持にならなくなります。
また最初のうちは聞き手も集中力が高いので内容を覚えてくれている可能性が高いというメリットもあります!
そして、話しの最後に念押しでもう一回、自分の一番伝えたかったことを伝えれば完璧です👍
なおアメリカの子供たちはこの「結論→中身→結論」のハンバーガー話法を必ずと言ってよいほど習うそうです!
日本の学校教育ではあまり習わないような内容ですが、これはしっかり意味につけたい話し方ですね!
第4章 相手の心をがっちり掴む!──「ついていきたい」と思わせる人の共感される話し方のルール
この章では共感を呼ぶような話し方のルールについて書かれています。
コロナの感染拡大もあり、物理的な距離が強制的に定められてしまった中で、心の距離を縮めるコミュニケーションは今まで以上に大事になってきました。
その中でいかに相手の共感を獲得するかが大事になってきていると本書では主張されています。
本書ではその共感を得るうえで「ストーリー」が大事だと説かれています!
ただ論理的に説明されたとしても、聞き手はなかなかイメージが持てず、納得がいきません、、、
具体的な自分オリジナルのストーリーを伝えることで、聴いている側も頭の中でイメージが思い浮かび、共感できるというわけです!
実際トップのプレゼンターも自分なりのオリジナルストーリーをいくつか持ち合わせています!
第5章 みるみるうちに「人が動く」!──できる人の超「エモロジカル」な説得のルール
第3章では論理的な説明のルールについて、第4章では感情に訴える共感できる説得のルールについてみていきました!
人に話す際には論理だけでも感情だけでもよくありません。
このバランスが重要だと本書では説かれています。
適材適所で論理で押すか、感情に訴えかけるかを選択する能力が大事というわけです!
第5章では論理と感情を組み合わせた「エモロジカル」な説得のルールが紹介されています!
相手に絵を見せるように話す
アメリカの小学生が教わるコミュニケーションの最重要ルールとして「Show, don’t tell!」があるそうです。
つまり、話すのではなく見せるのがコミュニケーションにおいて大事ということです!
先にストーリーとして伝えることが大事と述べましたが、相手に話している内容の情景がありありと浮かぶことが、単に論理だけで話すよりも相手の心に残る、より価値のあるコミュニケーションになるというわけです!
その上で一つ重要になるのができるだけ具体的に伝えることです!
これは本書でも上がっている例ですが、単に「煮込みハンバーグ」よりも「小豆島オリーブ牛のジュワッと肉汁あふれる特製煮込みハンバーグ」と書いたほうが興味をそそられますよね!
このようになるべく具体的に書くことで、相手により詳細な絵を思い浮かばせることができます!
第6章 緊張ゼロ! 満足度100%!──聴衆を魅了する超一流のプレゼンのルール
プレゼンが苦手という方は多いのではないでしょうか❓❓
第6章では緊張しないプレゼンの仕方が分かりやすく書かれています!
緊張しないプレゼンの方法、それは己のプライドを捨てることです!
恥じらいの気持ちを捨て、ある意味バカになって自分の伝えたいことをただ必死に伝えることです!
立て板に水のごとくよどみなく話すことも必要ないですし、うまく相手に伝えようと思う必要もありません。
自分の今抱いている気持ちをありのままに一生け懸命に表現すればそれでよいとしています。
聴衆を味方につける
その上でもう一つ重要な点を挙げるとすれば「聴衆を味方につける」です!
聴衆のことが気になるのであれば、彼らを敵と思わずに味方だと思ってしまいましょう!
聴衆に積極的に質問を投げかける、相手を笑わせるような内容を合間に入れるなど聴衆と一体でプレゼンを作り上げるのです!
プレゼンを始め対話はすべてキャッチボールと同じです!
相手がとりやすいボールを投げかければ必ず相手はそれに応じてくれます!
己のプライドを捨て、聴衆を味方につけてみましょう1
第7章 誰もがあなたの熱狂的なファンになる!──カリスマリーダーの魅せ方のルール
最後の章ではリーダーシップを発揮するうえでのルールが紹介されています!
主なポイントは以下の2つです!
嘘でも良いから自信を持つ
日本では謙虚さが尊ばれているからか自信がない人が多いように思えます。
もちろん謙虚でいることはとても大事ですが、リーダーにおいては自信をもって部下たちを引っ張っていかなければいけません。
そのため、「自信」があるフリでも良いから自信を持つことが大事だと本書では説明しています!
実際、「Fake it until you make it」という言葉もあるように、「自信があるフリをすれば、自然と自信も生まれてくる」ものです!
初めから万事つつがなくいくという自信を持っている人なんてそうそういません。
不安に思うのは当然です。
その中で嘘でも位から自信を持つことが重要というわけです。
「思う」「考える」を言わない
「と思います」「と考えています」という語尾が多いのをなくしたい!そんな方もいるのではないでしょうか❓❓
その方法はとても簡単です!言わなければよいのです!
「思う」「考える」は遠回しに言うのには便利ですが、回りくどい、自信のない表現ともいえます。
本問のリーダーは言葉を無駄遣いせず、言いたいことをスパッと言います!
まずは「思う」「考える」を言わないようにしてみてください!
本書の冒頭にも書かれているのですが、コロナ禍において、コミュニケーション技術はますますその重要性が高まってきました。まさにコロナ禍において、話し方の技術は最大のサバイバル技術と言えると思います。
ぜひ本書を通じてその技術を身につけていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
今日のポジティブなこと3つ
- 大河ドラマが見られたこと
- 一人暮らしの手続きが進んだこと
- 人生何とかなると思えたこと