幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!
幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!
幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!
「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」
そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
こんにちは。なべおです!
今回はおすすめ本紹介ということで、編集者を現在務められている柿内尚文氏の『バナナの魅力を100文字で伝えてください』を紹介したいと思います。
この本では誰でも身につく36の伝わる法則が紹介されているほか、地味であるにもかかわらず一生役立つ「伝わる技術」が書かれている1冊です!
新型コロナウイルスの感染拡大もあり対面でのコミュニケーションが減少している中で、相手になかなか自分の思うことが伝わらずに困っているという方も多いのではないでしょうか❓❓
この本では特にそんなあなた向けに、コミュ力の如何を問わず身に付けられる「伝わる技術」が書かれています。
本記事ではそんな本書を分かりやすく解説していきたいと思います!
目次
第1章 人は、正しいかどうかではなく「伝わったこと」で判断する
ここからは各章ごとに『バナナの魅力を100文字で伝えてください』の解説をしていきたいと思います。
まず第1章では人は「伝わったこと」を通じて相手を判断するという内容が書かれています。
確かに人は正しいかどうかではなく「伝わったこと」で判断するというのには僕も納得がいきました。
たとえ自分の中で思っていたことがあったとしてもそれを相手に伝わるようにしなければ、自分の中でその思っていたことは終わってしまいます。
相手に伝わらなければ自分の思いや考え・感情などはすべて存在しないと同じことになってしまいます。
だからこそ相手に「伝わる」ように工夫する技術というのは非常に重要になってくるのではないでしょうか❓❓
第2章以降では具体的に「伝わる」こととはどういうことなのか、また「伝わる技術」とは何なのかについて書かれています。
第2章 「伝わる」は7階建て構造
第2章では「伝わる」とはどういうことなのかその構造が紹介されています。
タイトルにもあるように「伝わる」とは以下の7階建て構造をしていると筆者は説いています。
1階 ゴール設定
まずはゴール設定です。双方の間で最終的な目標が共有されていないと、相手に正しく伝わらないというのはご理解いただけるのではないでしょうか。
双方の間で目標が共有されていることで、相手の言っていることがそのゴールに基づいた内容であると理解できるわけです。
例えば「雑談」一つをとったとしても、それが単なる(ゴールのない)雑談なのか、交渉の前段階としての本題への架け橋なのか、あるいは同じ交渉でも仲良くなるためのアイスブレイク的な役割なのかなど様々なゴール・目的が存在します。
まずは会話の相手と会話の目的を決めることが大切です。
2階 納得感
続いては納得感です。
第3章のところで触れるのですが、「伝わる」ためには相手を納得させることが必要です。
相手が納得せずに終わってしまうとそれは「伝わる」ではなく「伝える」です。
例えば会議の場において新しい企画をプレゼンするときに、相手が「言っていることはわかるけれど、そうはいっても現実問題は難しいのではないか、、、」といったレスポンスをしたら、それは「伝える」で終わってしまっている状態です。
相手を納得させることで、1階部分のゴールも達成されるわけです。
相手に納得感を与えるということを意識しましょう!
3階 相手ベース
相手に納得感を抱かせるうえで大事になってくるのが「相手ベース」で話すです!
これに関しては別の伝え方の名著『伝え方が9割』でも触れられていたのですが、各人は一番自分自身に興味がある以上、相手の立場に立って話をした方が圧倒的に伝わりやすいです。
自分の言いたいことをただ言うのではなく、相手の気持ちを考えて、相手の土俵に入ったうえで、話をすることが肝要です。
相手が気になっているだろうことを話す、相手が今抱えている問題点を解決するような内容を盛り込むといったことだけでも伝わり度合いは変わります。
相手でベースで話すことを心がけましょう!
4階 見える化
相手ベースで話すためにはどうしたらよいのでしょうか❓❓
そのためには「見える化」がとても大事です。
より具体的に言うと、相手の頭の中に自分の伝えたいことをイメージさせるということです。
そのためにはより自分の伝えたいことを具現化して話す・ストーリー化して伝えるなどをするのが良いでしょう。
5階 聞く力
伝えるのが上手な人って身の回りにもいませんでしょうか。
自分もそうなりたいと思っている方も多いことでしょう。
そういった人々はことごとく皆「聞く力」に長けています。
できるだけ相手に話させることで、どこを自分が話したらよいかが鮮明になるわけです。
その自分が話すべき部分が分かったらそこに注力することができます。
そうしたら、「それに関してはこういったエピソードがあって、、、」などと話を深堀りさせることができ、先に述べた「見える化」にもつながります。
相手の話すことに積極的に耳を傾けましょう!
6階 親近感
親近感がわいている相手には無条件で相手を受け入れる、そんな力があります。
少しくらい論理的に矛盾がたとえあったとしても、思わず「良いよ!」と言ってしまうのです。
ではそんな親近感はどのようにすれば醸成されるのでしょうか❓❓
そのコツが本書では以下の4つだとしています!
1.共通点を見つける
2.相手に興味を示す
3.自分のダメをさらけだす
4.笑顔
『バナナの魅力を100文字で伝えてください』p76
ぜひ参考にしてみてください!
7階 信頼感
やっと7階までやってきました。
伝わるためにまず最初に意識すべきもの、それは「信頼感」です。
そもそも相手が信頼できないような人間だったら、相手の言っていることがどんなに論理的に正しかったとしても、納得できませんよね。
納得できていないということはすなわち伝わっていないということです。
ビジネスにおいてもそうですが、まずは相手との信頼を確保するようにしましょう!
第3章 伝える技術 伝わる技術
第3章では具体的な「伝わる技術」が16個紹介されています。
なお本書では「伝える」と「伝わる」が明確に区別されて使われています。
「伝える」は自分が相手にただ「伝える」だけ、すなわち自分中心的で、相手にその内容が理解されているかどうかは問われていません。
それに対し「伝わる」とは相手がその内容を理解し、きちんと双方が共通の理解を達成できた状態を指します。
本書では「伝える」だけで終わらず、きちんと「伝わる」状態になるための技術が紹介されています。
ここではその中でも僕が特になるほどと感じた技術を2つ紹介したいと思います。
「言いかえ」でマイナスをプラスに変える
「物は言いよう」という諺もありますが、同じことでもそれを言いかえるだけで、伝わり度合いは段違いにアップします。
例えば失敗をしてしまった部下に対してねぎらいの言葉をかけるとき、失敗を単に失敗だったねというのはさすがにナンセンスです。
そんな時に「失敗は再挑戦の良い機会じゃないか!」なんて言ったら、部下も元気づけられるのではないでしょうか。
さらにこれはこれはあの有名なヘンリー=フォードも言っていたんだよと言えば、さらに相手を納得させることにもつながります。
「苦難」→「自己成長のチャンス」、「叱責」→「信頼されている証拠」など他にもネガティブなことをポジティブなことに変えることはいくらでもできます!
ぜひマイナスをプラスに変える言いかえを駆使してみてください!
「数字」は頭の中をくっきりハッキリさせてくれる
自分の伝えたいことは自分ではよく分かっているからということもあるからか、ついつい相手に伝える際に抽象的になってしまいがちです。
しかし、具体的な数字を出すことで圧倒的に相手に事実を「見える化」させることができます。
これは本書でも挙がっている例ですが、以下の2つの文章をそれぞれ見比べてみてください!
1あなたは多くの人の中から選べれました
2.あなたは1000人の中から選ばれました1.この牛肉は、とても希少な牛肉です
2.この牛肉は、年間100頭分しか出回らない牛肉です1.この話のポイントはいくつかあります
『バナナの魅力を100文字で伝えてください』p154
2.この話のポイントは3つあります
いずれも2番の方が圧倒的に伝わったのではないでしょうか。
本書が『バナナの魅力を100文字で伝えてください』というタイトルからも分かるように、数字を示すことは伝わる可能性を飛躍的に高めてくれます!
第4章 「伝わる」人が実践している4つの行動 伝え上手な人はムダな努力をしない
第4章では「伝わる」人が実践している4つの行動が具体的に書かれています!
本記事ではそんな「伝わる」人の真髄を紹介します。
それは伝わる人は「寛容の精神」をもっているということです。
自分の思っていることが100%伝わるという保証は決してありません。
むしろうまく伝わらないということの方が多いことも最初のうちはあるでしょう。しかしそんなときに自分に対して、また相手に対してイライラしては絶対にいけません。
そのイライラしている気持ちは皮肉なことに相手に必ずと言ってよいほど伝わります。
道端を歩いていても、やたらとイライラしているなという感を出している人をたまに見かけないでしょうか。
道に迷ったのかスマホを片手に地団駄を踏んでいる人、踏切を待っているときに早く開かないかとばかりに足踏みをしている人などがその典型例です。
そんな人にならないよう、どんな時でも優しい気持ちをもって、相手に寛容な姿勢で当たることが肝要というわけです。
第5章 「伝えるのが面倒な人」への対応策
第5章では「伝えるのが面倒な人」への対応策が具体的に書かれています!
ここまで伝わるための技術を書いてきましたが、「伝わりやすい」相手と「伝わりにくい」相手というのは実際には存在します。
これは決して地頭力の良さとかこれまでの人生経験といった者には必ずしも依存しません。(もちろん全く依存しないというわけではありませんが、、、)
本書では5つ取り上げられているのですが、ここではそれを凝縮して1個にまとめたいと思います。ここでも登場してくるのが「寛容の精神」です。
先にも述べたように「寛容の精神」を持っている人は相手に自分の言っていることが伝わりやすいです。
裏を返せば寛容の精神を持っていない人は相手に自分の言っていることが伝わりずらいです。
そしてこれは寛容の精神を持っている人に対しては、自分の言っていることが伝わりにくいということでもあります。
例えば自分の主義主張を頑なに信じて相手の言っていることをすぐに否定しまう人、やたらと相手の言っていることのあら探しをして重箱の隅をつつくような指摘をする人などは、「寛容の精神」を持っていない人と言えます。
こういった人に対しては適切に受け流すようにしましょう。
そういう人もいるんだなと「寛容の精神」をもって対応することで、自分が「寛容の精神」をもたない人にならなくて済みます。
間違っても相手に八つ当たりをしてけんかにならないように注意しましょう!
『バナナの魅力を100文字で伝えてください』のレビューを紹介!
ここからは『バナナの魅力を100文字で伝えてください』のレビューを紹介したいと思います!
伝え方の本なだけに、分かりやすく読みやすくスラスラ読めた。
人との接し方やマーケティング、キャッチコピーなど応用出来そうなこと。
目新しい考え方、というよりは既存の知識を改めて分かりやすくまとめてある印象。
楽天のレビューから引用
「伝わるとは何か」を教えてくれる本って基本的に理解しやすい内容のものが多い。
本書だと、“伝わる”の構造を7階建てのビルに例えた説明が上手いなあと。
他にも16個の具体的な伝える技術、伝えるのが面倒な人への対応策など、今すぐ活用できるものばかりでとても参考になる。
楽天のレビューから引用
全体的に高評価なものが多く、伝わる技術についてとても参考になったというコメントが多かったです!
この本は、クイズやイラストなどが豊富で非常に読みやすい作りになっているか、タイトルにもなっている『バナナの魅力を100文字で伝えてください』の意味が最後に明かされるという構造になっており、読んでいて非常に楽しかったです!
ぜひ直接手に取って読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日のポジティブなこと3つ
- 一人暮らし用のキッチン用品が買えたこと
- インターンの仕事が捗ったこと
- 今日一日がとても楽しかったこと