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こんにちは。なべおです!
今回のテーマは「自己効力感」です!
名前だけは聞いたことがあるけれど,「自己肯定感」とは何が違うのかわからない。自己効力感を高めるにはどうしたら良いのかわからない。などなど疑問を抱いている方はぜひこの記事を読んでいただければと思います。
自己効力感は心理学用語ではありますが,この記事では極力わかりやすく,具体例なども添えながら解説しています。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
目次
自己効力感とは?

まずそもそも自己効力感とは何なのかについて定義しましょう。
自己効力感とは,自分の本当にすべきことを達成するのに必要な能力を有しているという感覚のことです。
たとえば,以下のような状態の時に自己効力感があるといえるでしょう。
- 大学のテスト勉強で,自分は及第点を取れると感じている
- 仕事で重要度の高い案件を任されているときに,自分はこの案件を絶対に達成できると感じている
- トレーニングで自分の挙げたことのない重量を挙げられると感じている
いずれも文尾が「感じている」となっていますが,この「きっとうまくいくと感じている」状態が,自己効力感がある状態です。
これにはれっきとした根拠はないこともあります。
いわば根拠のない自信のようなものでも,それは自己効力感につながるわけです。
自己効力感と自己肯定感の違いは?

自己効力感と似た言葉に自己肯定感があります。
この2つの言葉は似て非なる言葉です。
両者の違いをここから解説していきます。
まず自己効力感は先にも見たように,自分はやればできるはずだと考えられる力です。
一方,自己肯定感とは,「ありのままの自分を肯定する感覚」です。
すなわち,自己効力感は自分は「うまくいく・成功する・実現する」ことを念頭に置いているのに対し,自己肯定感はうまくいかなかった。失敗したとしてもそんな自分も自分らしいと受け入れる感覚を指します。
自己効力感が高いことのメリット

ここからは自己効力感が高いことのメリットを3つ紹介します。
自分のしたいことを実現しやすくなる
当然といえば当然ですが,自己効力感が高いということは,たとえそれが根拠のない自信であったとしても,何かやるべきことを実現する可能性は高くなるでしょう。
実際,自己効力感が高いことで,成功など結果が出やすくなっているという研究結果もあります。
自己効力感が高いことで結果が伴ってくれば,さらに自己効力感が上がるという好循環もできそうですね。
この「自分のしたいことを実現しやすくなる」は自己効力感が高いことの大きなメリットと言えるでしょう。
持続力が上がる
自己効力感の上昇により,持続力が上がるという研究(Gist (1987))もあります。
少し困難が襲ってきたとしても,自己効力感が高ければ「大丈夫!絶対にうまくいく」という感覚を持ち続けられるのでしょう。
たとえ失敗したとしてもその失敗から学び,成功へと結びつけられるのでしょう。
勉強においても仕事においても,最初のうちはやる気に満ち溢れて,一生懸命努力するでしょう。
しかし,だんだんと疲れたり,困難にぶち当たったりして脱落する人が増えてきます。
ダイエットを続けようと思っても,資格試験に向けて勉強しようと思っても,英会話を続けようと思っても1週間程度で早くも挫折してしまった,という経験は多くの人があるでしょう。
その中で最後までやり抜くためには自己効力感が重要なのでしょう。
行動量が上がる
自己効力感が上がることで,日々の行動量が上がります。
「やればできる」と思っているので,積極的に果敢に新しいことに挑戦します。
人間には現状維持バイアスというバイアスがあり,今のままでいることに安心感を覚え,新しいことを受け入れることを拒否する傾向があります。
パナソニックの前身の松下電器を創業した松下幸之助が「現状維持は後退の始まり」という有名な言葉を残していますが,現状維持で済まさないためにも自己効力感を上げ行動量を増やしたいところですね。
自己効力感を高めるには?

ではどのようにしたら自己効力感を高められるのでしょうか?
ここからは自己効力感を高める方法について解説していきます。
小さなことを達成する
いきなり大きなことを実現しようと思っていてもなかなか実現できず,結果として自己効力感も涵養されません。
最初のうちは小さなことに切り分け,それを一つずつ達成することで,大きなことも達成できます。
たとえば仕事でビックプロジェクトを任された際にも,まずはそれを細かくタスクベースに落とし込みましょう。
「プロジェクト!!!」というと何か巨大な得体のしれないものを想起されるかもしれませんが,それをタスクベースで切り分ければ,実は大したことのないものなことが多いです。
小さなことを達成してそれで大きなことも達成できれば自己効力感が上がること間違いなしです。
一つ一つの行動に意味を持たせる
毎日何となく過ごしてはいませんか?
毎日何となく勉強して,何となくご飯を食べて,何となく仕事して,何となくYouTubeを見て……
それではとりとめのない・一貫性のない毎日になってしまいます。
たまにはそういった日があっても確かに良いかもしれませんが,少なくとも自己効力感を高めるうえではあまりよろしくありません。
たとえばただの勉強でも「それは何のために?」と問うことで,本当にそれが必要なものなのかの吟味ができます。
またどちらかの選択に迷った際にも目的を持って対応できます。
流されていては人生あっという間です。
自己効力感を持たせるという意味もありますが,より濃密な人生を生きるためにも「一つ一つの行動に意味を持たせ」ましょう。
与えられたものの中でどう生かすかを考える
私達は与えられた条件の中でいかに生きるかを考えるべきです。
遺伝や性格、先天的な能力はどうにもできないけど、後天的なものは変えられます。
生まれながらの変えられないものに固執するのではなく、変えられるもののなかでそれをどう活かすかを考えましょう。
例えば勉強のセンスは自分にはないと思っているのだとしても,一方でコミュニケーション能力にたけているのであれば,そのコミュニケーション能力をフルに生かして人に色々と指示を出すことだってできるでしょう。
逆にコミュニケーション能力はあまりないけど,IT系の知識に明るいのであれば,そのIT系の知識を生かして,システム面での解決だってできるかもしれません。
誰しもが得意分野と苦手分野を持って生きています。
与えられたものの中でそれをどう生かすかを考え,自分の強みをふんだんに生かしてあげることに注力すべきです。
最後に少し話はそれますが。。。。
私たちは「幸せになるために」生きています。
幸せの定義は人それぞれだとは思いますが,なにかしらの結果を残すためには「自己効力感」は必要不可欠です。
幸せの実現に「自分はやればできる」という意識を持っていたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。