読書

【感想・5分で読める】反応しない練習

幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。

そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!

幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!

幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!

「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」

そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

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こんにちは。なべおです!

今回はおすすめ本紹介ということで草薙龍瞬著の『反応しない練習』を紹介したいと思います。

この本ではあらゆる悩みを消すことで幸せに生きるための方法として「反応しない」ことが書かれています。

随所でブッダの思想が引用を通じて紹介されており、教養も深まるほか、人生を幸せに生きていく上での秘訣が満載の1冊になっています。

本記事ではそんな本書の要約・感想を書いていきます。

ぜひ最後まで読んでみてください!

反応しない練習の要約

まず最初に『反応しない練習』の要約を簡単にしていきたいと思います。

どんな悩みも解決するシンプルな方法を解説!

このブログを読んでくださっている方々の多くは今抱えている悩みを何とか解決したい、なくしたいと考えられていないでしょうか?

本書では悩みを解決する方法として非常にシンプル、かつ合理的な方法が解説されています。

それは起きているありのままの現実を「理解」することと筆者は説かれています。

私たちは起きているありのままの現実に対して何かしらの反応をしてしまいます。

たとえば今日は自分の中でやるべきと思っていたタスクの半分しか終わらなかったという現実があるとします。

それに対してなんて自分は非効率的なんだ、ずぼらなんだというように反応してしまうことで、自己嫌悪に陥ったり、イライラしてしまったりしてしまいます。

しかし、そのタスクの半分しか終わらなかったというのはあくまで「事実」にしかすぎません。

それに「反応」しないことも当然できます。

また一つ一つの出来事に逐一「反応」していたら私たちの神経はどんどんすり減ってしまいます。

ぜひ時には細かいことには「反応」しないことを意識してみて下さい。

仏教の合理的な考え方を紹介!

仏教というとどんなイメージがあるでしょうか?

「修行がつらくて大変そう」「お坊さん」というイメージが強いかもしれません。

本書で紹介されている悩み・煩悩を解決するための手段は実は非常に合理的だとされています。

仏教の創始者であるガウダマ=シッダールタは生きていくことは「苦」を伴うと説かれました。

ただその「苦」から逃れる手段として、ガウダマはその「苦」の原因を突き止めたうえで、その原因をもとに「苦」は解決できると主張されました。

その「苦」を解決する方法の1つがありのままの現実をありのままに見たうえで、適切な対処法を講じることです。

妄想せず今に集中することが大事

私たちは今この瞬間に集中することが難しい生き物です。

なぜなら私たちの脳が賢すぎるからです。

したがってつい未来のことや過去のことを「妄想」してしまい、今この瞬間を大切に生きるのが難しくなってしまいます。

私たちが真に自由に生きていくためには「妄想」せず、今に集中することが大事です。

そのためには未来や過去のことを憂えないことが大切ですが、そのために大切なのが周りのことを気にしないことです。

周りを気にせず、自分の道を生きることで、自分の思うままに生きられるというわけです。

反応しない練習の感想

続いては『反応しない練習』の感想を書いていきます。

ここでは主に3点書いていこうと思います。

人生を幸せに生きる上での術が満載!

私たちの人生にはどうしても悩みがつきものです。

時には自分の愚かな行動によって、自分で自分のことが嫌になってしまうこともあるかもしれません。

しかし、なぜそういったように「幸せ」に生きられないのかというと、それはいちいち目の前のことに「反応」してしまっているからです。

もっと鈍感に、細かいことに反応せず生きることで、もっとずっと幸せに生きられるのではないでしょうか?

人間は合理的にふるまおうとしますが、なかなか実際のところは愚かな行動をしてしまったり、些細なことに「判断」をしてしまい、要らぬ苦労をしてしまうこともあります。

なにかしら苦しみを抱えていて幸せに生きられないと感じているのであれば、ぜひ「反応しない」ことを意識してみてください!

判断することで快感を得る

本書で1つ重要な考えとして紹介されているのが「判断をしない」ということです。

私たちは毎日の生活の中で色々なことを判断しますが、その判断は本当に「必要な」判断でしょうか?

たとえば私の上司は怒りっぽいという風に認識していたとしても、それはあくまであなたの主観に基づいた不必要な「判断」ではないでしょうか?

ではなぜ「判断」をしているかというとそれは「判断することで快感を得る」からです。

善悪や出来不出来によって判断することで、自分の方が立場的に上であるといった優越感を味わいたいがために、不必要な判断を下してしまっているわけです。

これについては私も「なるほど!」と思いました。

確かに私たちはあらゆることに判断・評価を下すことを好みます。

しかし、それによって一時的な快感は得られるかもしれませんが、それは所詮一時の快楽に過ぎないのもまた事実です。

ぜひ一つ一つのことに執着せず、判断をしない癖をつけてみてください!

気にしないことの重要性について書かれた名著

本書で一貫して書かれている内容として、「気にしない」「反応しない」ことの重要性があります。

先にも述べたように、細かいことに「反応」していたら充実した人生を送ることは難しいです。

「気にしない」・「気にしない」・「気にしない」
「反応しない」・「反応しない」・「反応しない」

ぜひ心にとめておいてください。

反応しない練習のレビュー

ここからは実際に本書を読んだ方のレビューを紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

一貫して語られるコアメッセージである、外からの刺激による反応や、現実には存在しない「妄想」との訣別は理にかなっていると思わせられることばかり。また原始仏教の思想をもとに語られるが、説教臭くなっていない点もポイント。教えをうまく、現代社会を生きる人向けにブラッシュアップしている。コアメッセージはよく伝わったが少々くどいかも。

Amazonより引用

とても良い本だと思います。主に職員の人間関係等の悩みを解消出来ます。いつも手元に置いて何度も読みます。

Amazonより引用

本記事の内容が少しでも皆さんのためになったということであれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!