幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!
幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!
幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!
「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」
そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
こんにちは。なべおです!
今回はおすすめ本紹介ということでリンダ・グラットン、アンドリュー・スコットの『LIFE SHIFT』を紹介したいと思います。
「人生100年時代」という言葉も徐々に一般的になってきた中で、本書ではそんな調長寿時代をどのように生き長らえていけばよいかについて書かれています。
僕は2000年生まれですが、仮に100歳まで生きるとすると22世紀まで生きることになります。
そんな未来のことなんか想像つかないという方も多いかもしれませんが、逆に須古ぢでもそういった将来のことについて思いをはせることで、今をどのように生きていけばよいかについても見えてきます。
ぜひ本書を通してそんな少し先の自分について考えてみてください!
本記事では『LIFE SHIFT』の要約・感想について紹介していきます!
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
LIFE SHIFTの要約
まず最初に『LIFE SHIFT』の要約を簡単にしていきたいと思います。
まず本書の前提としてこれからの時代は人生100年時代になることが紹介されています。
日本でも超高齢化社会になりつつなるなかで、医療の発達などを背景に長寿化というこの傾向は今後ますます加速することが予想されます。
長生きすることは一見良いことのようにも思えるかもしれませんが、実は長生きすることは良いことばかりではありません。
キャリアの問題
人生100年時代より前の時代ではある程度キャリアパスが固定化されていました。
本書では3つのステージとしてこれらが紹介されています。まず一つ目が大学卒業までの教育のステージです。この間に社会に出るまでの一通りのインプットを終了します。
二つ目は仕事のステージです。これは一般的には定年までの社会人としてのステージです。
そして最後は老後のステージで、ここで仕事のステージで蓄えた財産・資産をもとに余生を過ごします。
これが従来の生き方だったのですが、超長寿化時代の昨今ではこの3つのステージの区分けが変わってきています。
老後のステージの開始が遅くなる
まず老後のステージが始まるのが遅くなります。これは人生100年時代になったことで、今までの定年の年齢でやめてしまうと、老後を生きるための資金が足りなくなるからです。
「老後2000万円問題」という問題も日本で一時期話題になりましたが、今後は70歳や80歳まで働くのも普通になるのかもしれません。
日本の場合は特に少子高齢化が深刻なので十分な年金が手に入るには、今までよりも長い間働く必要になる可能性は高まるでしょう。
マルチステージの人生を生きる
またこれら3つのステージがマルチステージになるのも大きな特徴の一つです。
例えば仕事しながら一方で大学などに行って教育も受けるといったような形です。仕事を辞めてからもう一度学びなおすというケースも増えてくるでしょう。
同世代の人が自分と同じような人生を生きることはなくなってきているわけです!
周りに流されて生きるのではなく、自分の道を信じて生きることがますます求められているのかもしれません。
常に「変身」を求められている
時代の変化が加速度的に早まってきていることは皆さん薄々感じてきているでしょう。
その中で私たちの人生においても多くの選択肢が付与されてきました。
例えばこうやってネットにブログ記事を書くようなことも、数十年前までは考えられなかったことといえるでしょう。
こうした変化のスピードが早い世の中を生きていく上で大切になることは常に自分自身をアップデートし続けることです。
本書では「変身」と書かれているのですが、自己成長し続けることに貪欲になりながら自分自身を「変身」させ続けることが肝要というわけです。
雇用の未来は不透明
新しい産業が次々と誕生し、機械化・AI化が進む中で、雇用の未来は不透明なのが正直なところです。
そういった時代の変化に対応するためにも「変身」することは非常に重要ではないでしょうか?
あと数十年後には今ある仕事の半分程度はなくなってしまうともいわれています。
どんな状況においても通用するよう常に自分を「変身」させ続けることが大切なわけです。
新たな3つの選択肢・生き方とは?
本書では人生戦略の具体例として3つの新しい選択肢・生き方が紹介されています。
ここでは一つずつ解説していきます!
エクスプローラー
まず1つ目がエクスプローラーです。
エクスプローラーとは「探検者」の意味ですが、フットワーク軽く何事にも果敢に挑んでいくのがこのエクスプローラーの最大の特徴です。
どんな時代においても、自分の生き方について考えながら、自分が良いと思ったものについては積極的に飛び込んで、自分の好きなもの・特異なものを探究するのがエクスプローラーになります。
インディペンデント・プロデューサー
次に2つ目がインディペンデント・プロデューサーです。
これは起業家に近いですが、新しい事業を始めることを目的としているのが、インディペンデント・プロデューサーです。
試行錯誤しつつも、あるものごとを生み出すことを目的としていて、それに対する収益などは求めていません。
ポートフォーリオ・ワーカー
最後に3つ目がポートフォーリオ・ワーカーです。
これはいろいろな種類の行動を同時に行う人のことです。一つの行動に専念するのではなく、複数のことを同時並行に進める人のことです。
こうすることで相乗効果が期待できるほか、過去の経験が生きる可能性も高まります。
LIFE SHIFTの感想
続いては『LIFE SHIFT』の感想を書いていきます。
本書では人生100年時代を生き抜くための戦略が書かれていますが、ここでは僕自身が特に大事だと思う、人生100年時代を生き抜くための戦略について書いていきます!
細かい失敗でくよくよしない
まず最も大事だと僕が思うのは「細かい失敗でくよくよしない」ことです!
長く生きながらえていく中では、人生いろいろなことがあります。
新しいことに挑戦するときなどは特に、失敗はつきものといっても良いでしょう。
そんな中でも少しのことでくよくよしないことが長く生き延びていく上では重要です。
些細なことは気にせずに、失敗してもまた立ち上がって頑張ろうと思うことがとても大切です。
今も大事にする
本書では人生100年時代を生きていくために未来への投資を忘れないようにすることの大切さが書かれています。
もちろん未来のことを考えて、自分に投資したり、資産運用することはとても大切なことです。
しかしその一方で未来ばかりに目が行ってしまうのもまたあまりよくないと僕は思います。
本書では人間は現在のことを重視する「現在バイアス」がかかっており、目先の利益を過度に重視してしまうことに言及しています。
そのため自分自身をコントロールして未来に向けた投資をするべきということが述べられているのですが、これは半分正しく半分間違っていると僕は思います。
未来にさらなる利益を求めることも大事ですが、未来は実際どうなるかわからないのもまた真実です。
したがって今を過度にないがしろにして、未来にその犠牲以上の恩恵を求めることには正直僕は疑問を抱いています。
今と未来のどちらを優先するかはケースバイケースではありますが、今この瞬間のことも大事にする姿勢は大事だと思います。
レクリエーションではなく、リクリエーション
最後にお伝えするのは、本書でも上がっている内容なのですが、「レクリエーションではなく、リクリエーション」です。
レクリエーションは娯楽の意味ですが、余暇の時間は娯楽に使うのではなくリクリエーション、すなわち自己の再創造に使うべきということです。
何の価値も生まれないような娯楽に時間を浪費するのではなく、自己の成長につながることに時間を費やすべきということです。
例えば家でゲームをだらだらやっている時間を運動に費やせば、立派な健康投資になります。
ほかにも仕事の悪口しかない飲み会に行くよりも、パソコンスキルを身に着けるための時間にその時間を当てた方がはるかに将来につながります。
ぜひ自分の今使っている時間が本当に価値ある時間かどうかを内省してみてください!
LIFE SHIFTのレビュー
ここからは実際に本書を読んだ方のレビューを紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
日本の終身雇用から転職型の雇用への時代変化がもっと進む根拠と見通しを解説し、予想させる。豊富なデータから、主人公ファミリーの人生を新しい時代のロングライフとして見せてくれました。
Amazonのレビューから引用
長寿化の進行という観点から個人、企業、政府がどう対応すべきかを明快に記述した良書。人生の転機を迎える場合に非常に役に立った。
Amazonのレビューから引用
本記事の内容が少しでも皆さんのためになったということであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!