自己啓発

【感想・5分で読める】AI新世

幸せになりたい!!!
この記事を読んでいただいてくれた方々は幸せになりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。

そんな方におすすめの本が『幸せは考え方が9割』です!

幸せに毎日を送るためには見方・考え方がとても重要です!

幸せになるためにはなぜ考え方が大事なのか、また具体的な幸せになるための考え方や習慣づけについて徹底解説しています!

「毎日が鬱屈だけど、本当は幸せに生きたい!!!」

そんな風に少しでも感じられている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

公式サイトはこちらをクリック!

こんにちは。なべおです!

今回はおすすめ本紹介ということで小林亮太・篠本滋著,甘利俊一監修の『AI新世』を紹介したいと思います。

斉藤幸平著の『人新世の資本論』によって「人新世」という言葉が話題になりましたが、この本では人新世の先に待ち受けている時代として「AI新世」という時代を定義しています。

これは文字通り,AIが私たちの日常生活に深くかかわり、切っても切り離せないような時代のことを指しています。

この本ではAIにあまり詳しくない方でも読みやすいように図や具体例を織り交ぜながらAIやAIと共存する人類の行方について展望しています。

ぜひ最後まで読んでみてください!

AI新世の要約

まず最初に『AI新世』の要約を紹介していきます。

本書は3部構成になっているので、各部ごとに要約していきます。

第1部 AIにできること

AIは20世紀後半から急速に成長してきました。

最初はチェスや将棋などのボードゲームで人間のプロに勝利する程度でしたが、その後画像認識や音声認識の分野で急速に人間の能力に迫り、そして追い越していきました。

ほかにも文化や農業などの分野においてもAIの技術が浸透してきています。

特に深層学習(ディープラーニング)によって機械が自動で特徴を細かなところまで認識し学習ができるようになったことで、機械ができることが大幅に増加しました。

そしてこれからは人事採用や書類作成など、人間でしかできないことと思われていたことも機会に代替される可能性が出てきました。

第2部 AIは社会をどう変えるか

この部ではAIは社会をどう変えるのかについて語られています。

本書では第一次産業・第二次産業・第三次産業の3つについてそれぞれ書かれているので順にみていきます。

まず第一次産業にはこれからますますAIをはじめとする機械が浸透してくるでしょう。

農業人口が高齢化し、また減少傾向にある一方、私たちは食べていかないと生きていけない以上、農業はこれからも必要不可欠な産業になってきます。

その中で人手不足を補うために、AIを活用した農業の機械化は急がれています。

除草作業用のロボットや収穫ロボットなどが本書の具体例で上がっていましたが、こういった農業用ロボットは今後ますます普及してくると思います。

次に第二次産業についてです。第二次産業にも昨今AIが導入されつつあります。画像認識AIを使った自動化や生産計画をAIが策定するなど、AIが浸透しています。

本書ではこういったAIの導入についてメリット・デメリットが議論されています。

まずメリットとしては作業者の負担軽減や安全な稼働の実現が挙げられています。

どうしても人間が行うと途中で疲れてくるのでミスが出ることがあります。機械に代替できるところは代替して、人間にしかできないところにリソースを集中することでより効率的に操業することが可能です。

一方デメリットとしては導入コストや働き甲斐の問題などがあります。特に働き甲斐の方についてはAIの導入についてより良くしようという「改善活動」に割く時間が減ってしまうことが問題となるでしょう。

最後に第三次産業についてです。サービス産業についてもAIが浸透しつつあります。電話応対や売り場案内などでAI技術が活用されてきています。

サービス産業というと人間にしかできないようにも思えるかもしれませんが、電話応対や売り場案内などでは着々と浸透してきています。

第3部 AIの歴史と未来

この部ではAIの歴史と未来について語られています。

まずAIの歴史についてですがAI(Artificial Intelligence),日本語で言うと人工知能という言葉がはじめてつかわれたのが1956年のことです。

その後記号論理AIやニューロなどでにどのブームと冬の時代を繰り返しながら、今は第3次AIブームが到来しています。

各ブームと冬の時代の詳細についてはぜひ直接本書の方を確認してみてください!

続いてはAIの未来についてです。

まずAIは人間を超えていくのでしょうか?

2045年に人間をAIが超えるシンギュラリティが到来するといわれていますが、これについては様々な議論がなされています。

ただ一つ言えることとしては基本的にはAIを作るのは人間ということです。

確かに機械が自身で進化する可能性は否定できませんが、仮にそれによって進化した場合も、あくまでやってほしいタスクは人間が指定するので、評価するのも人間なので、機械自身の変化によってAIが人間を凌駕したのかは微妙なところです。

AI新世の感想

続いては『AI新世』の感想を書いていきます。

これからの時代、AIと共存共栄していくことはもはや避けられません。

その中で私たち人類がより良い生

AIと人類の一番の違い

AIと私たちの人類との一番の違いは「意味」を読み取れるかどうかです。

AIは基本的には意味を読み取ることができません。

例えば英語を日本語に翻訳する際にも、AIはその意味を理解せずに文字列として英語を翻訳します。

つまりこれから人間がバリューを発揮するためにはこの「意味」の読み取りに注目すべきです。

何も考えずに単純作業のようにやるのではなく常に何かやる際に意味を持たせることが、これからの時代にますます重要になってくるというわけです。

責任の所在の問題

AIが私たちの生活に浸透していく中で、良く取り上げられる問題として責任の所在の問題があります。

例えば自動運転車が機械のエラーなどで事故を起こしたときにその責任の所在はどこになるのでしょうか?

機械を作った企業なのか、それとも車の所有者なのかなどなど、この点に関しては法整備が必要不可欠のように思います。

ほかにも人の命にかかわるような重要な仕事や業種などにおいてAIがどこまでかかわってよいのかという問題もあります。

これからもAIが進化していく中で、責任の所在の問題は議論の大きな種となるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください!

本記事の内容が少しでも皆さんのためになったということであれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!