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【感想】おすすめ本紹介『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』

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こんにちは。なべおです!

久しく忙しさにかまけていたせいで,ブログを全く書けていなかったのですが,少しだけ余裕ができていたのでたまにはブログを書こうと思いました。

「忙しい」と言う漢字は心が亡くなるという風にできていますが,忙しいと自己中心的になって相手のことを思いやれずにいてしまうものです。

そのため,極力心のどこかには余裕をもって,こうやって何の意味があるのかわからないけれど自分の思うままのことをつづってみるのも悪くないのではないかと感じている今日この頃です。

それはさておき,今回はおすすめ本紹介ということで,八木仁平著の『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』を紹介します。

才能というと皆さんどのようなイメージを持たれているでしょうか。

世の中で言う才能のある人と言われるような人、例えばメジャーリーガーで二刀流を達成している大谷翔平選手や将棋界でタイトルを総なめしている藤井聡太さんなどは先天的な才能の持ち主かもしれませんが、こういった方々のように生まれつきの能力が才能だと感じている方もいるかもしれません。

ですが本書では才能とは「ついついやってしまうようなちょっとしたこと」のように定義されています。

すなわち、誰にもできないような能力でなくても、無意識でついついやってしまうようなことでも才能になり得ると筆者は説いています。

もちろんついついやってしまうようなことでも、朝歯磨きをする。ご飯を3食食べるといった誰でもやるような当たり前のことは該当しません。

ただ、自分自身では大したことだと思ってなくても、他の人はあまりやってないようなことは才能になりえます。

それではどのようにすれば才能は見つかるのか、本書の内容に沿いながら解説します。

ぜひ最後までお読みいただき頂けると幸いです。

才能の見つけ方

ここからは才能の見つけ方について分かりやすく解説していきます。

才能は「見つける」もので、「身につける」ものではない

ここで1つ、才能は「見つける」もので、「身につける」ものではない、ことに留意してください。

才能の「能」は能力の「能」なので、ついつい身につけるものだと勘違いしやすいですが、自分の外側にあるものではなく、内側にあるものだということは注意してください。

例えば、私の場合であれば週4で筋トレに行く。毎日1万歩は歩くようにするといったことは半ば無意識にやっています。

無意識にやってしまうことでもあるので、決して苦痛でもないです。

こういった日々の苦痛なく習慣的にやってしまうことの中に才能が隠れています。

先の例からは健康に気を使ったり、コツコツ積み重ねで何かを成し遂げることが得意といった才能を見いだせるでしょう。

まずは日々の無意識でやっている行動に意識を向けてみましょう。

才能は私たちの内側にしかなく,その内側に意識を向けることで,才能が徐々に見えてきます。

才能を見つけるためにおすすめの問いかけ

才能を見つけるには自問自答することがとても大切です。

なぜなら先にもお伝えしたように,私たちの才能は私たちの内側にしかないからです。

  1. 小さいころに好き・得意だったことは何か
  2. 今までの人生で夢中になって取り組んだことは何か
  3. 今までの中でイラっと来たことは何か
  4. 親や先生に注意されたことは何か
  5. やったらダメと禁止されてつらいことは何か
  6. あなたの短所は何か
  7. 他の人は嫌にもかかわらず,自分にとっては楽しいことは何か

ここでは一つ一つは解説しませんが,これらの質問は自分自身の「才能」を見つけるうえで大きく役に立つ質問です。

詳細はぜひ『世界一やさしい才能の見つけ方』を読んでいただければと思います。

才能を見つけるとどんな良いことがある?

才能は仮に見つかったとして,それがどのように私たちの人生に役に立つのでしょうか。

才能なんて別に見つけなくても…と感じてしまっている方もいるかもしれません。

ここからは才能が分かっているとどんなメリットがあるのかを具体的に解説していきます。

自分にとって最適な環境が何かが分かる

才能を知っていると自分にとって最適な環境,言い換えると才能を発揮しやすい環境が明確になります。

例えばどうも今のこの自分の仕事が身が入らない,周りの人はどんどん活躍しているのに自分は置いてかれている気がする…といった気持にさいなまれているそこのあなた!

それはもしかしたら自分の才能を正しく認識できておらず,最適な環境に属せていない可能性が高いです。

「今のこの自分の仕事が身が入らない,周りの人はどんどん活躍しているのに自分は置いてかれている気がする…」というのを自分に「能力」が足りないから,といった理由にしていませんか?

それはあなたの能力が欠けているからではなく,あなたの才能が生かせていないからです。

才能を最大限生かすためには,最大限生かすための環境に身を置くことが大事です。

たとえば,新しいことを企画立案するのは苦手だけれど,コツコツ真面目に事務作業をこなすことが得意であり才能だとわかったのであれば,そういった企画立案はそれが得意な人に任せ,自分は事務作業に専念すればよいのです。

才能が分かることによりいわばあなたの「適職」が見つかるわけです。

実際就活でも曲がりなりにも「自己分析」をして,あなたの内側に秘めている才能を見つけようとするわけですが,それも同じ理屈です。

今の仕事にどうも納得がいっていないという方はぜひ才能探しをしてみてはいかがでしょうか。

やりたいことがクリアになる

才能を見つけることにより,あなたのやりたいこともクリアになります。

私自身もそうでしたが,やりたいことが見つからずにあくせくしているそこのあなた!

才能を見つけることにより,あなたのやりたいことがクリアになります。

才能が分かれば自分自身の向いていること,苦痛なく続けられることが判然とします。

やりたいことが明瞭になれば,なんとなくだらだらと過ごす,今何をすればよいのかわからず無駄な時間を浪費するといったことを防げるのではないでしょうか。

たとえば自分自身も「才能」として「自分の考えていることを文章化し発信する」ことが「才能」なのではないかと本書を読んで感じ,改めてこうやってブログを通じて情報発信しようと決めました。

才能を見つけることによりやりたいことが明確になればあなた自身の幸福にもつながるでしょう。

人間関係も向上する

才能が見つかることにより自分自身のやるべきこと,逆にやらなくても良いことがはっきりします。

そのため逆にやらなくても良いことは他の人に任せられます。

他の人に任せられれば,任せた側も自分のことを信頼されている,自分の才能を認識してくれているという気持ちになり,自己効力感も上がるでしょう。

また,才能が見つかれば,自分なりの生き方が見つかり,他の人への過度のあこがれや嫉妬なども減るでしょう。

したがって,人間関係も以前より向上することが期待できます。

「才能」を見つけることで,一生モノの自信が手に入る

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Photo by Anni Roenkae on Pexels.com

本書のタイトルにもあるように,「才能」を見つけることで,一生モノの自信が手に入ると私も考えています。

才能には確かに先天的な部分もあります。

本書でも50%は遺伝によって才能は決まると説いています。

しかし逆に言えば残り半分は後天的,すなわち私たちの活動の仕方に依存するわけです。

そんな才能が見つかれば,こうやって自分は生きればよいという生き方が見つかります。

そういった芯を持った生き方ができる人はどこか自信にあふれた,生き生きとした人生を送れているように見えないでしょうか。

実際私も本書を読んで自分のやるべきこととやらなくて良いことを峻別でき,やるべきことに専念するように心がけました。

ぜひ本書を読んで,一生モノの自信を獲得してください。

『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』のレビュー

ここからは実際に本書を読んだ方のレビューを紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

凄くわかりやすいです。 この本のおかげで 現職や転職活動が上手く行き始めました。

Amazonより引用

ワークを進めながらの読書なので、紙が見やすいです。巻末の才能1000個は直接印を書き込むと見やすいと思います。
私は電子で見難いと感じました。

Amazonより引用

本記事の内容が少しでも皆さんのためになったということであれば幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました!