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経済学部を受ける時は数学受験をすべき?数学受験のメリットやおすすめの参考書を紹介!

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こんにちは。なべおです!

今回のテーマは「大学で経済学部を受けようとしている方は数学受験を利用すべきか」です!

経済学部に行きたいと考えているけれど、選択科目で数学を使おうか世界史や政治・経済などの社会科目を使おうか迷っているという方もいるかもしれません。

本記事ではそんな方向けに経済学部を受験する際に数学を使うことのススメについて紹介していきます。

本記事を読んで是非数学受験の第一歩を踏み出していただければと思います。

経済学部志望者向けの数学のおすすめ参考書も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!

経済学部志望が数学受験をした方が良い理由

単刀直入に言いますが、経済学部を志望している方は是非是非数学受験も検討してみてください!!

多くの大学の経済学部では「英・国・社」ではなく「英・国・数」でも受験することができます。

数学が苦手で文系にしたのに、どうして受験で数学を使わないといけないんだと感じられている方もいるかもしれませんが、僕個人の意見としては数学受験を前向きに考えることをおすすめします。

その理由は2つあります。

数学受験の方が入りやすい

1つ目の理由は数学受験の方が倍率が低く受かりやすいからです。

経済学部を含めた文系学部を目指そうとしている人は当然ながら数学を含めた理系科目があまり好きではありません。

したがって「英・国・社」の社会受験でなんとか合格を獲得しようとします。

そのため、社会受験と数学受験の両方が使える大学である場合、そのほとんどが数学受験の方が倍率が低いです。

よって、仮に少しでも数学を大学受験で使っても良いという気持ちがあれば、数学受験の方が圧倒的に入りやすいです。

大学に入ってからも数学をめちゃくちゃ使う!!

2つ目の理由は大学に入ってからも数学をこれほど使うのかというくらい使うからです。

経済学部は文系学部だから数学なんて全く縁がないのではないかと思っている方は要要要注意です!!!

経済学では余剰分析・グラフを使ったモデルによる分析など、とにかく数学を使います。

実際社会受験をして経済学部に入った人が大学の経済学の勉強に悪戦苦闘している様子を何度も目にしてきました。

ちなみに僕は数学を大学受験で使っていたのでそんな彼らに比べるとそこまで苦戦していません。

特に微積分や確率・2次関数が分かっていないとはっきり言ってほとんどついていけないような授業もあります!!!

はっきり言って毎日計算(微分)しています!!

大学に入ってからのことを考えても数学受験をされることを強くおすすめします!!

数学で経済学部を受けるのは危ない?

ここまで経済学部で数学受験をした方が良い理由をみてきましたが、そうはいっても数学を使うのは少し危険なのではないかと感じられている方もいるかもしません。

確かに社会の方が暗記中心だし楽そうだし、他の文系学部を受けようとしている人はみんな社会受験だから、社会の方が安全なのではないかと感じられている方もいるかもしれません。

しかし結論から言うと数学で経済学部を受けるのはそこまで危険ではありません。

その理由を以下で解説していきます。

経済学部の数学の問題は難しい?

数学受験がリスキーだと思われている方は数学の問題が難しいのではないかと感じられているかもしれません。

実際ほとんどの大学では、文系数学は数学1A・2Bしか使わないですし、そこまで難しい問題は出題されません。

そして、仮に出されたとしても大半の人は解けないので差がつきません!!

実際に数学をある程度勉強してきたという方であれば過去問を見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、多くの経済学部で出されるような問題は典型的な問題に少し毛が生えた程度の問題でしかないことがお分かりいただけるはずです!

ちなみにこれは僕の個人的な主観が多分に入ってはいますが、これから夏休みという時期であればまだ現状数学受験を考えていない方でも数学受験に切り替えることが出来ると思います。

数学受験だと他の科目に時間を割けなくなる?

数学受験だと他の科目に時間を割けなくなると不安に感じられている方もいるかもしれません。

しかし、これは僕自身の経験から断言できるのですが、そこまで他の科目に時間を割けなくなるということはありません!!!

先にも少し述べましたが、経済学部で出される文系数学の問題はそこまで高難度の問題は出されません。

そのため基本的な事項がしっかり押さえられていれば、そこまで多くの時間を数学に割く必要はありません。

もちろん今の数学の出来不出来にも依存しますが、1日の勉強時間の3割程度を数学に割けていれば数学で大きくビハインドを取ることはないと思います。

むしろ暗記が苦手な人は社会の方が勉強時間を取られるのではないかと個人的は思っています!!

暗記が苦手な方は数学受験が向いているかもしれません!!

大学側も数学を重視している!?

早稲田大学政治経済学部でも数学1Aが必須になったように、大学側も経済学を学ぶ学生には数学を求めてきているように思います。

先にも少し述べたように、ミクロ経済学やマクロ経済学などの経済学を本格的に学びたいと感じられているのであれば、数学は絶対に必須です!!

社会受験で何とか受かった人が大学の経済学に苦戦して、単位を落としているのを何度も僕は見てきました!

そしてやや大げさかもしれませんが「数学的思考」はその後の社会においても大きく役立ちます。

大学受験で数学を使ったことで、数字に強くなるのはもちろんのこと、数学で用いる論理的な考え方は将来とても役立ちます(実際僕もそれをひしひしと感じています!)

大学側も数学受験ではなく社会受験してきた学生が授業についていけていないことを悟ったのか、数学を重視しているように思います。

その点でも数学受験は優位に働くといえるでしょう。

経済学部志望で数学を使う方必見!おすすめの参考書を紹介!

大学受験で数学を使ったことで、数字に強くなるのはもちろんのこと、数学で用いる論理的な考え方は将来とても役立ちます(実際僕もそれをひしひしと感じています!)

ここからは経済学部志望で数学を使う方向けのおすすめの参考書を紹介していきます。

ぜひ気になるものがあれば直接ご購入してみてください!

文系プラチカ

まず最初におすすめするのが『文系プラチカ』です!!

この参考書では各分野の良問(過去問)が149題収録されていて、1日3題やれば約2か月で一通りのⅠAⅡB(Ⅲ)の範囲を総復習することができます。

そしてこの参考書の最大のおすすめポイントは解説が簡潔かつ充実していることです!

数学の参考書においては解説が命と言っても過言ではありません。

青チャート

2つ目は数研出版の青チャートです!!

皆さんも一度は目にしたことがある参考書だとは思いますが、ⅠAⅡB(Ⅲ)の基礎~標準レベルの典型かつ頻出問題が一通り網羅されていてとてもおすすめです。

経済学部志望の文系学生であれば、正直青チャートの問題が習熟できていれば、どの大学でも5割程度は最低でも取れると思います。

ちなみに僕自身も青チャートでまずは典型問題の解法を習熟していました。

受験生の中には、参考書をたくさん買う割には、どれにもあまり手を付けず(手を付けられず)、終わってしまう人も少なくありません。

まずは1冊何か買いたいという方は青チャートを強くおすすめします。

「数学基礎問題精講」

最後におすすめする参考書は「数学基礎問題精講」です!

これも一度は見たことがあるという方が多いかもしれませんが、あまり数学が得意ではないという方には特におすすめの1冊です。

文字通り選りすぐりの「基礎問題」がまとめられており、ここで基礎問題をしっかり固められれば、過去問などの少し難しめの問題にも対応できるようになります。

経済学部を数学で受験する際の最初の参考書としては特におすすめです。

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数学受験をしようか迷っている方へ

最後に「数学受験をしようか迷っている方へ」いくつかの判断基準をお示ししたいと思います。

少しでも迷っている方向けに参考になればと思います。

過去問を見てみる

一番手っ取り早い方法は志望校の過去問を見てみることです。

試験本番までの時間を考えたうえで、本番当日までに合格最低点以上の点数を取れそうか考えてみてください!

もちろんこれにはほかの科目の出来具合にも依存します。

英語や国語が突出してできるのであれば必然的に数学ではそこまで点数を取る必要はなくなります。

「彼を知り己を知れば百戦殆うべからず」という孫子の言葉にもあるように、受験においても「彼」則ちこの場合は試験問題について熟知していることが合格のための必要条件です。

まずは過去問を見て、今の自分の現状と照らし合わせて判断するのが良いでしょう。

メリット・デメリット双方を吟味する

ここまで基本的には数学受験のメリットについてみてきましたが、当然数学受験にはデメリットもあります。

例えば数学は試験本番当日の調子に左右されやすいというデメリットがあります。

言い換えると(社会科目に比べて)点数の振れ幅が大きいというデメリットがあります。

確かに典型問題に近い問題が出題されやすいものの、多少のアイディアや発想は求められます。

そのため、全くそういったアイディアや発想が思いつかないという時には点数が振るわないという可能性も否定できません。

また数学受験は「英・国・数」なので、国公立理系志望の人も一部すべり止めとして経済学部を受けることもあります。

加えて国公立文系志望の人も受けてくるので、そういった人たちとも戦うという覚悟は持つ必要があります。

メリット・デメリット双方を吟味して、数学を使うかどうか決めるようにしましょう!

本記事の内容が少しでも皆さんのためになったということであれば幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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